Project/Area Number |
01302049
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
建築環境・環境工学
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
松尾 陽 東京大学, 工学部, 教授 (00010778)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 治典 京都大学, 工学部, 助教授 (00144337)
赤坂 裕 鹿児島大学, 工学部, 教授 (20094112)
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Project Period (FY) |
1989 – 1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥6,700,000 (Direct Cost: ¥6,700,000)
Fiscal Year 1991: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1990: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1989: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | 建築環境工学 / 標準気象デ-タ / AMeDAS / 直散分離 / 放射輝度分布 / 直達日射 / 時系列モデル / 太陽熱利用 / 気象モデル / 空調システム設計 / 天空日射 / 時系列 / 天空放射輝度分布 / TAC / EDD / 熱負荷計算 / 天空日射量 / 空調システム設計法 |
Research Abstract |
1.空衛学会方式の、大阪(新版)、奈良の標準気象デ-タを作成した。 2.時刻別水蒸気圧をAMeDASに追加する方法について考察した。 3.気象庁による全国13地点の全天日射量観測値を用い、各種の直達日射量または天空日射量のモデルにより直散分離を行って、得られた天空日射量と直達日射量と直達日射量を観測値と比較し、各種モデルの妥当性を考察した。 4.天空等輝度分布モデルと輝度分布を考慮したモデルを、主に以下の3点について比較した。 (1)観測された全天日射量を直達日射量と天空日射量に分離した。つぎに方位別日射量を合成し、その結果と方位別日射量の観測デ-タとを比較した。方位別日射量の合成方法として、(a)等輝度分布モデル、(b)代表的な放射輝度分布モデル、の2法を用い、天空の輝度分布を考慮する影響を確認した。 (2)等輝度分布モデルと代表的な放射輝度分布モデルにより合成された日射量を用い、方位別空調熱負荷計算を行い、放射輝度分布を考慮することが、熱負荷としてどの程度の影響を与えるかを調べた。 (3)既往の各種放射輝度分布モデルはそれぞれの特性を有するので、これらを相互に比較した。 5.気象デ-タを確定成分と確率成分に分離し、前者はフ-リエ級数、後者は線形時系列モデル(主にARMAモデル)で表現した。東京については具体的なモデル(観測デ-タより同定された係数値)を示し、度数分布、パワ-スペクトル、コヒレンシ-等を観測デ-タと比較し、モデルの妥当性と精度等について考察した。 6.太陽熱利用、期間熱負荷、方位別期間日射量等、気象デ-タの応用に関する研究を行った。
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