Project/Area Number |
01307004
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
有機化学一般
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
丸山 和博 京都大学, 理学部, 教授 (90025263)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
速水 醇一 京都大学, 教養部, 教授 (30025283)
向山 光昭 東京理科大学, 理学部, 教授 (60016003)
山本 嘉則 東北大学, 理学部, 教授 (60029519)
桑島 功 東京工業大学, 理学部, 教授 (50016086)
桜井 英樹 東北大学, 理学部, 教授 (70025873)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥4,300,000 (Direct Cost: ¥4,300,000)
Fiscal Year 1989: ¥4,300,000 (Direct Cost: ¥4,300,000)
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Keywords | 有機化学基礎研究 / 有機化学基礎研究所 / 生体内反応 / 国立共同利用機関 |
Research Abstract |
わが国における有機化学基礎研究の飛躍的推進のためには、有機化学基礎研究所を設立して、既存の国立共同研究所と協力して研究を展開する必要があるとの観点に立ち、国内の有機化学基礎研究の指導的立場にある23名を班員として、有機化学基礎研究設立のための討議を行った。岡崎で幹事会を一回行い、また松山と京都で二回の全体会議を行ったが、これら計3回の討論を経て以下の様な点において合意が得られ、関係方面に強力に働きかけていくこととなった。1.今後の有機化学基礎研究の発展の一方向として、生体内諸反応の高効率性・高選択性を人工的に再現するという分野がある。2.有機化合物のさまざまな物性を高度に設計・利用することにより、従来達成されなかった有機超電導や有機強磁性体などの物性に迫るという分野も有力である。3.有機化学基礎研究所は文部省の国立共同利用機関として、わが国における有機化学基礎研究のリ-ダ-シップをとる。4.研究所は、基幹研究部門、流動研究部門、外国人客員研究部門、産学共同流動研究部門からなる。5.研究系は、物性情報研究系、分子システム化学研究系、分子設計研究系の3つから成る。6.基幹研究部門は、研究の国際化と研究員の国際的視野の育成に努める。7.最新の研究機器を常に完備して研究の推進を計り、共同利用機関として、外部機関の研究者の研究上の便に供する。また、特殊測定を目的とした研究への路を拓く。8.研究所は、年間5件程度の国際研究集会を主催する。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)