構造敏感な物性と反応場の構築のためのマイクロポ-ラスクリスタルの設計
Project/Area Number |
01307006
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
工業物理化学
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
小野 嘉夫 東京工業大学, 工学部, 教授 (10016397)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山中 昭司 広島大学, 工学部, 助教授 (90081314)
八嶋 建明 東京工業大学, 理学部, 教授 (60016409)
島田 昌彦 東北大学, 工学部, 教授 (80029701)
菊地 英一 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90063734)
泉 有亮 名古屋大学, 工学部, 教授 (00115528)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 1989: ¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
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Keywords | マイクロポ-ラスクリスタル / ゼオライト / 層状シリケ-ト / 触媒反応 / ホスト・ゲスト相互作用 |
Research Abstract |
本研究では次の5テ-マを重要課題として取り上げた。(1)マイクロポ-ラスクリスタル合成の新手法と細孔の精密制御、(2)吸着(層間)物質による新しい物性の発現、(3)陰イオン交換能をもつマイクロポ-ラスクリスタル、(4)有機反応の場としてのマイクロポ-ラスクリスタルの合成とその特性、(5)細孔空間の特徴を生かした新触媒反応の開発。 上記の5つのテ-マに対応して5つのグル-プをつくり、各分担者はそれぞれ2つのグル-プに層するものとし、グル-プ間の議論に有機的な結合を計るよう工夫した。各グル-プを、各テ-マの問題点を整理し今後の展望を明らかにするものとした。また、2回の全体集会を開催し各分担者が研究遂行上の考え方と最近の成果について約45分の講演を行なった。全体集会では、分担テ-マごとの研究方針についても話し合った。7名よりなる世話人会を随時開催し、各分科会の成果を整理するとともに重点領域研究への方針について協議した。 研究の成果として、109ペ-ジよりなる成果報告書を作成した。報告書には、本研究の運営の状況をまとめるほかに、各テ-マごとに研究成果および今後の課題について記述した。さらに、各分担者の研究成果についても掲載した。 上記成果をもとに、重点領域研究を申請することとし、申請書を作成した。主要研究項目として、(A)マイクロポ-ラスクリスタル合成の新手法と細孔の精密制御、(B)細孔場における新しい物性と機能の発現、(C)有機反応の場としてのマイクロポ-ラスクリスタル、(D)細孔空間の特徴を生かした触媒設計、の4項目を取り上げることとし、このほかに総括班をおくこととした。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)