Project/Area Number |
01307010
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
有機工業化学
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
清水 剛夫 京都大学, 工学部, 教授 (10025893)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤嶋 昭 東京大学, 工学部, 教授 (30078307)
山崎 巖 北海道大学, 工学部, 教授 (80002111)
城田 靖彦 大阪大学, 工学部, 教授 (90029091)
徳丸 克已 筑波大学, 化学系, 教授 (60011491)
入江 正浩 九州大学, 機能物質科学研究所, 教授 (30001986)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥3,700,000 (Direct Cost: ¥3,700,000)
Fiscal Year 1989: ¥3,700,000 (Direct Cost: ¥3,700,000)
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Keywords | 光機能分子材料 / オプトエレクトロニクス / フォトニクス / 分子デバイス / 光制御 / 光情報変換 / 分子システム |
Research Abstract |
本研究は、光過程を積極的に利用した機能分子材料の設計とその具体的展開への道を求めることを目的とした。そのために、1.光制御による高次化学システム、2.多重光情報変換機能分子系の設計と制御、3.オプトエレクトロニクスならびにフォトニクスの分子システムを中心課題に据えた研究グル-プを関連する先導的研究者27名より構成し、これらグル-プの有機的な研究協力体制のもと光機能分子デバイス化のための基本研究ならびにその具体的アプロ-チを計った。具体的には、次に挙げるような研究調査・打ち合わせ・総括を行った。1.先導的研究者27名の分担する課題を絞り込み、密度の高い研究討論より光機能分子材料実現へ向けての方法論を多角的に検討する機会として、平成元年8月22・23日に研究打ち合わせ会(京都)を開催し、今後推進すべき課題と問題点を明らかにした。2.1の研究打ち合わせ会を受けて、平成2年1月29日公開講演会(東京)を開催し、各設定目標に対する研究成果の報告とそれを有効に生かした光機能分子材料構築の具体的方策について全員で総合討論および各個的討論を行った。この講演会の内容については、雑誌「光化学」(光化学協会発行)に掲載(6月頃掲載予定)し、本研究活動を国内外の関連研究者に広く知らしめ、目的指向の強い本研究企画の継続的かつ有機的な研究推進を計った。3.本研究企画の発展性・緊急性に鑑み、継続的推進を計るため、本研究に基づいた重点領域研究申請に向けての企画・検討を全員あるいはグル-プで数回行い、平成3年度重点領域研究「分子フォトニクス」を申請した。以上、本総合研究によって、基本理念「光過程を積極的に利用した機能分子材料」の設計とその具体的展開に有効な研究計画が立案され、さらに今後の重点領域研究への進展をめざした各具体的研究目標についても準備期間として余りある成果が得られた。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)