トランスジェニック植物を基盤とした遺伝情報発現の解析
Project/Area Number |
01308004
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
植物生理学
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
谷藤 茂行 北海道大学, 理学部, 教授 (50000774)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
駒嶺 穆 東北大学, 理学部, 教授 (90011494)
町田 泰則 名古屋大学, 理学部, 教授 (80175596)
内宮 博文 筑波大学, 生物科学系, 助教授 (50142229)
長田 敏行 基礎生物学研究所, 助教授 (10012519)
大野 哮司 北海道大学, 農学部, 教授 (00011726)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 植物遺伝子 / 遺伝子発現 / 転写制御 / シグナル応答 / 環境応答 / 遺伝子導入 / トランスジェニック植物 / 植物分子生物学 |
Research Abstract |
植物の諸生命現象の基盤となる遺伝情報の発現に関する分子生物学的研究は、近年驚嘆すべき早さで進展を遂げている。それは組替えDNA実験技術と細胞工学的手法の発展に支えられたものであり、なかでも、植物への遺伝子導入の技術がもたらした貢献は極めて大きい。我国における研究状況を勘案したとき、植物分子生物学分野の研究の一層の発展が望まれるので、その関連分野の重点領域研究の申請が企画され、その策定をおこなう為のものとして本総合研究(B)を申請し、採択された。課題名は、植物における遺伝子導入技術の重要性に鑑みて「トランスジェニック植物を基盤とした遺伝情報発現の解析」であったが、この総合研究(B)の事業として、先ず、上記課題の問題について国際的現状と将来の動向が解析された。すなわち、若干名の分担者によるワ-キンググル-プを随時編成して、1)植物科学諸分野のなかで、特に緊急、かつ強力に推進すべき研究課題の選択。2)植物遺伝子に関する研究のなかで今取り組むべき課題を探索した。その結果、現在最も重要な研究課題は、植物遺伝子の発現制御機構と、そして、各種の生体内、生体外環境に対する遺伝子の応答の分子機構の解明であるとの結論に達した。 そこで、研究分担者以外の5名の研究者の協力も依頼し、少数メンバ-による申請書案の原稿作成、若干名(5ー6名)のワ-キンググル-プによる検討、修正、討議等合計9回の会議と打合せを重ねて策定を実施した。その結果、「植物遺伝子発現の桑軟性とシグナル応答の分子機構」(代表者・大野哮司北大農学部教授)と題する重点領域研究の研究計画の作成と組織化を完了した。 本総合研究(B) 独自の事業の型として、策定過程における討論結果等の取りまとめは実施しなかったが、主なる分担者による関連課題の研究成果の一部を研究発表欄に記載する。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)