Project/Area Number |
01308027
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
分子遺伝学・分子生理学
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
柳田 充弘 京都大学, 理学部, 教授 (80025428)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木南 稜 新潟大学, 医学部, 教授 (40133615)
西本 毅治 九州大学, 医学研究所, 教授 (10037426)
水野 重樹 東北大学, 農学部, 教授 (90112903)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | 染色体 / ゲノム解析 / 細胞周期 / 分子生物学 / 分子構築 / 人工染色体 |
Research Abstract |
本研究は当該研究課題の分野における重点研究領域の成立を目指して、総合的に研究活動を行なってきた。その結果申請研究課題「染色体構造と挙動の分子生物学的アプロ-チ」(略称:染色体構造)が平成二年度より三年間重点領域研究分野として認められた。本研究分野のわが国における急速な発展を可能にならしめるための、展開、方策、研究組織の運営などについて、充分な協議を行なってきた。まず、研究代表者と研究分担者のうち三人の幹事が数回にわたって、充分な討議、連絡のための会合を開いた。その結果班会議と講演会を平成元年9月26日に京都において開催することとした。講演会は大変盛況でこの分野に対する関心の高さがうかがえた。講演者名と講演題目のタイトルを以下に挙げる。 柳田充弘(京大・理);「染色体研究の展開」、水野重樹(東北大・農);「染色体の凝縮ドメインの構築」、米田悦啓(阪大・細胞工センタ-);「細胞核へのタンパク質輸送機講」、勝木元也(東海大・医);「マウス染色体への外来遺伝子の導入」、本庶佑(京大・医);「ヒト免疫グロブリン遺伝子の構成」、西本毅治(九大・医);「染色体凝縮開始の抑制遺伝子RCC1」、黒岩常祥(東大・理);「オルガネラ染色体の分配機構」、京極好正(阪大・蛋白研);「タンパク質核酸相互作用の構造研究」、松原謙一(阪大・細胞工センタ-);「ヒトゲノムにおけるレトロウイルス」。 約25人が参加して行われた班会議では、当該領域を三つのグル-プに分けて推進することが承認された。すなわち「人口染色体とゲノム解析」、「分子構築」、「細胞周期における動態」である。これらの分野は今後数年間において急速な発展が見込まれる。重点領域の予定計画班員のメンバ-構成についても充分な討論が行なわれた。また、公募研究の重視についても確認が行なわれた。平成二年度二月福岡において行なわれたワ-クショップ「細胞周期における染色体ダイナミックス」をサポ-トした。極めて活気に溢れる会合で若手研究者の活躍とともに、この分野のレベルの高さと今後の発展に強い期待を抱かせるのに充分であった。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)