Project/Area Number |
01450110
|
Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
科学教育(含教育工学)
|
Research Institution | Hokkaido University of Education |
Principal Investigator |
鈴木 順雄 北海道教育大学, 教育学部釧路分校, 教授 (30002679)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
瀬川 良弘 北海道教育大学, 名誉教授 (20002397)
高橋 庸哉 北海道教育大学, 附属教育実践研究指導センター, 助教授 (60236297)
瀬川 良明 北海道教育大学, 附属教育実践研究指導センター, 助教授 (60226628)
清水 純一 北海道女子短期大学, 教授 (10133787)
谷口 弘一 北海道教育大学, 附属教育実践研究指導センター, 教授 (60002771)
三上 日出夫 (三上 日出男) 札幌大学, 女子短期大学部, 教授 (80073526)
|
Project Period (FY) |
1989 – 1991
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
|
Budget Amount *help |
¥5,400,000 (Direct Cost: ¥5,400,000)
Fiscal Year 1991: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1990: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1989: ¥3,800,000 (Direct Cost: ¥3,800,000)
|
Keywords | 環境教育 / カリキュラム開発 / 北海道の自然環境 / 北海道 |
Research Abstract |
自然環境観察学習を行なうためのカリキュラム開発は最終年として次の結果を得た。1.生涯学習カリキュラム (1)学習者階層の相対的分析,1)知的活性度と生活型 2)学歴・職歴による差異 3)年齢・世代層による差異.(2)教育理念の変遷による学習態度の差異と教育効果,(3)環境保護の理解度と知的分析力と倫理観との関係.社会教育の場(北海道新聞社,NHK教養文化講座及び地方自治体(札幌・釧路市,標茶町)の市民大学・婦人講座・高齢者講座を使い試行した。また,野外観察会で参加者の自然環境の対応を調べた。2.小学生対象の自然教室 (1)森林植生と高度分布,(2)植物分布と気象・地形適応 (3)山岳・火山と森林のはたらき (4)火山灰台地と酪農業 (5)火山災害と防災 これらの項目について5年生用ワ-クシ-ト方式で十勝岳・美暎・旭岳で学習効果を調べた。3.日高・夕張・桂沢・美暎・層雲峽・金山地域の教員養成のための自然観察巡検コ-スの調査及び大学生と社会人との比較と生涯学習リ-ダの養成の検討と問題点の調査,4.礼文島の自然環境と保護対策について,特に礼文アツモリ草の生育地調査と保護規制条例の促進については行政の具体的対応が現地検証で進められた。5.宗谷・紋別興部地域の社会教育と自然保護について現地検証と生涯学習振興策を検討した。6.釧路湿原周辺湖沼・丘陵地の環境調査 (1)湿原水位と降水量及び河川改修の関係調査 (2)丘陵地雑木林の代標・放牧と土砂流出・湖沼汚濁の関係 (3)水鳥・猛禽類の生息調査について,これについては観察ガイド及び踏査専門の協力補助をもってジ-プ及び空撮で調べた。7.上記1〜4についてはその都度ガイドブック・テキスト(仮印刷)で指導した。5,6は調査結果を平成4年度日本科学教育学会第16回で発表するためまとめ作業中である。なお,平成元〜3年度にわたる研究報告も合わせて同学会で発表する(平成4年7月29日上越教育大学予定)。
|