Project/Area Number |
01460247
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
篠原 俊二郎 東京大学, 理学部, 助手 (10134446)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伴野 達也 東京大学, 工学部, 講師 (70189736)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Keywords | REF / ポンプリミタ- / フォトトロン / カ-ボニゼ-ション / グロ-放電 / コンディショニング |
Research Abstract |
プラズマ閉じ込めに非常に重要である、プラズマ壁-相互作用を能動的に制御する為に、ポンプリミタ-系を組み上げ、逆転磁場ピンチト-ラス装置REPUTE-1に設置した。このポンプリミタ-系は、Zr/Al非蒸発ゲッタ-ポンプ、リミタ-ヘッド、継手、リミタ-導入部、バルブ、広帯域電離真空計、四重極質量分析器等よりなる。 ゲッタ-ポンプは所期の排気速度を満足した。熱負荷を考慮したシミュレ-ションにより設計したリミタ-ヘッドを3種類用意し、それぞれの得失を比較している。何れもポンプリミタ-を作動せずに、ヘッドをプラズマ中に挿入しても、プラズマ放電に悪影響を与えていない。又、プラズマ端に挿入したヘッドに負のバイアス電圧を付加すると、ワンタ-ン電圧の減少等のプラズマ・パラメ-タの向上が見られている。 真空壁のコンディショニングとして、フォトトロン・ベ-キング、グロ-放電、カ-ボニゼ-ションを行い、それを不純物汚染度、水素吸収、放出速度の観点から調べている。残留ガス種と分圧は、四重極質量分析器(全圧は広帯域電離真空計を使用)によって評価する。フォトトロンでは、予期通り時間と共に水の分圧が減少した。グロ-放電、カ-ボニゼションにより、第一壁中の水素含有量を調べ、その制御によって、プラズマ・パラメ-タの向上、ポンプアウト現象の軽減をする事ができた。 以上の事を踏まえ、プラズマ-壁相互作用を総合的観点から調べ、REPプラズマ放電の最適化の理解を進めている。
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