強磁場による導電性低次元化合物配向試料の作成および物性測定
Project/Area Number |
01470004
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
物理化学一般
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
黒田 晴雄 東京大学, 理学部, 教授 (00011479)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田島 裕之 東京大学, 理学部, 助手 (60207032)
小杉 信博 京都大学, 工学部, 助教授 (20153546)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥6,900,000 (Direct Cost: ¥6,900,000)
Fiscal Year 1989: ¥6,900,000 (Direct Cost: ¥6,900,000)
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Keywords | 低次元化合物 / 強磁場 / 配向性試料 / X線吸収スペクトル / 磁気抵抗 |
Research Abstract |
導電性低次元化合物の異方的な物性を知る上で、単結晶試料を得ることは非常に重要である。ところが、多くの場合微結晶は得られても、物性測定にかかるほどの大きさの単結晶を得ることは非常に難しい。本研究では、このような観点から強磁場下で配向性試料を作成し、物性測定を行うことを目標とした。研究方針は以下の通りである。 1 超伝導マグネットを用いて強磁場下で微結晶を配向させたまま固定化する手法を開発する。 2 1にもとづき作成した試料について、吸収スペクトルを測定する。 3 さらに、上記のように配向させた試料または単結晶試料の強磁場下の熱起電力と電気伝導度(磁気抵抗)を、超伝導マグネットを用いて測定する。 4 以上のような測定結果の解析から、低次元物質の伝導機構について他にない知見を得る。 当該年度においては、微結晶しか得られない酸化物について1、2の項目を実施した。現在得られたスペクトルについての解析を行っているところである。また3については現在マグネット中に組み込むインサ-トを設計中である。1、2と関連して高温超伝導体YBaCu_3O_y(YBCO)およびその関連化合物に関してX線吸収スペクトルの測定を行った。その結果YBCOの銅原子周辺の局所構造が酸素量(y)によりどの様に変化するかについて非常に興味深い知見を得ることができた。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)