Project/Area Number |
01510096
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
社会学(含社会福祉関係)
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Research Institution | Kitami Institute of Technology |
Principal Investigator |
鈴木 一央 北見工業大学, 工学部, 助教授 (20003212)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三好 洋二 北海道大学, 教育学部, 助教授 (10002239)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | スポ-ツ / 地域社会 / 産業(労働)・生活 / 生活時間過程 |
Research Abstract |
「地域社会とスポ-ツ」に関する研究については、これまで体育社会学や社会体育論の領域において数お得の研究成果が出されてきた。しかし、それらの研究成果の多くは、地域住民の生産(労働)・生活や地域の社会的分析を欠いたものであった。その反省の上に立って、本研究では、地域住民の生産(労働)・生活や地域社会の構造に深く立入って、地域社会において展開されるスポ-ツ活動を明らかにするものである。 今回は、北海道芽室町畑作農家を対象として、スポ-ツ活動の具体的様相や住民の生活においてスポ-ツがどのような位置を占め機能しているのかを、住民の生産(労働)・生活との関連の中で分析を試みることを目的として、以下の調査を実施し分析した。 1.対象地域である北海道芽室町及び事例対象地区である芽室町北伏古地区の社会構造を分析した。(沿革・地勢、人口・世帯、産業構造) 2.事例対象地域である芽室町北伏古地区の生産・生活組織の概要を分析した。 3.芽室町社会体育の変遷と北伏古地区の社会体育の現状分析をした。 4.芽室町住民のスポ-ツ活動の実態把握のため、スポ-ツに関するアンケ-ト調査を実施した。 5.芽室町北伏古地区農家(畑作)の事例分析に当って、農家を3階層(上層農家、中層農家、下層農家)に分類し、各階層から3世帯づつ抽出して、各農家の家族形態、農業経営状況(農作業過程を含む)、家族の一日の生活時間過程(夏季と冬季に分けて調査した)、家族のスポ-ツ歴及び現在のスポ-ツ活動実態をくわしく調査し分析した。 以上の作業は、ほぼ完了に近づき、平成2年度の学会での報告、並びに論文として投稿する予定である。
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