インドとインドネシアにおける仕事経験教育の成立とその構造的特質に関する研究
Project/Area Number |
01510165
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educaion
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
弘中 和彦 九州大学, 教育学部・附属比較教育文化研究施設, 教授 (30000053)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 泉 九州大学, 教育学部・附属比較教育文化研究施設, 助手 (30210628)
西村 重夫 九州大学, 教育学部・附属比較教育文化研究施設, 助教授 (90132422)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 仕事経験教育 / 民族教育運動 / マハトマ・ガンジ- / モハマド・シャフェイ / 5ケ年開発計画 / 初等教育 / 新教育運動 / 労作教育 |
Research Abstract |
1 毎月1回研究会を開き、仕事経験教育の理念、目的とその宗教的・文化的背景につき次の検討をおこなった。 (1)教科書(国語、社会、宗教関係)の分析によって、労働倫理の形成がいかにはかられているかを検討した。 (2)政府関係文書(法案、カリキュラム関係委員会報告)の分析によって、「仕事経験」教育がいかに実施されているかを検討した。 (3)インドネシアの代表的な教育史研究書の講読を通して、モハマド・シャフェイ、キ・ハジャル・デワントロらの教育思想のなかに仕事経験教育の理念を探り、それと民族主義教育運動との関係及び西洋の労作教育思想との関係を分析した。 2 このほか、各人が次のような分担でテ-マに取り組んだ。 (1)インド、インドネシアにおける状況の把握(弘中、西村) (2)西洋における動向、アジアとの対比(藤田) 3 関係研究をさらに進めるため、弘中は平成2年3月8日から24日までインドに赴き、デリ-大学、NCERT(国立教育研究教員養成所)、文部省等において資料収集、意見の交換を行って来る予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)