Project/Area Number |
01520014
|
Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Public law
|
Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
山村 恒年 神戸大学, 法学部, 教授 (20211641)
|
Project Period (FY) |
1989
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
|
Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
|
Keywords | 地球環境 / NGO / 環境アセスメント / リスク・アセスメント |
Research Abstract |
1 海外および国内で開かれた地球環境保全に関する会議に出席し、各国の代表からの意見を聞き、各種国際会議の動向と声明の内容を整理した。その中で討論された内容についても分析し、南北問題といわれるものの問題点が明らかになった。そこで各種国際会議の問題点と評価とまとめた。 2 日本および世界各国の環境NGOの組織、活動、役割についての基礎調査を行い。そのあるべき方向としてのネットワ-クづくりを検討した。 3 各種国際会議に出席し、そこで討論された地球環境保全の施策について整理し、WCEDの「永続可能な発展」を達成するための各種の問題点を検討した。とくに法的施策との関係について、WCED法律委員会がつくった「法律上の原則」を検討し、今後の日本の法的施策のあり方の方向を検討した。 4 地球環境保全のために現在国連の関係諸機関および世界の各国の機関が行なっている各種の環境アセスメント、リスクアセスメントの現況を分析し、環境NGOのこれらのアセスメントへの取り組みの実態を調べた。 その上で、各アセスメントの手法上の問題点とアセスメントの今後のあり方、NGOの参加の必要性等について検討した。 5 フロンガスによるオゾン層破壊問題について、日米の法的対策および行政施策について比較検討するための資料を集め整理した。代替フロン開発についてのリスクアセスメントの状況についても調査した。 6 現在地球温暖化についての各国と国連の対策、条約づくりの動向をフォロ-しており、この問題について引続き研究するため、国連のIPPC会議にも出席する予定である。
|