Project/Area Number |
01540336
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
気象・海洋・陸水学
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
竹内 謙介 北海道大学, 理学部, 助教授 (00107450)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
見延 庄士郎 北海道大学, 理学部, 助手 (70219707)
住 明正 東京大学, 理学部, 助教授 (10179294)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1989: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 大気 / 海洋 / 結合モデル / 赤道 / ENSO / 陸面 |
Research Abstract |
赤道を中心に南北にそれぞれ60度、東西180度を海洋とし、それ以外を陸地とするような大気・海洋結合モデルを作成し、数値実験を行った。海洋は理想化された風、及び熱フラックスを用い、予め定常状態に近い状態まで駆動し、大気モデルと結合させた。風応力、及び海面での熱フラックスは大気モデルで計算した値を用いた。 結合状態で数十年の計算を行い、海洋、大気とも現実の気候値と似た状態が再現された。パラメ-タを変えた実験等の結果、次の様なことが分かった。 1.数年の周期を持つENSO的な変動が生じる。 2.大気、海洋の循環は陸面の境界条件に大きく依存する。 3.海洋の水平拡散係数は結果に大きな影響を与える。今後、モデルの解像度を上げ、研究を継続する予定。更に現実的な結合モデルへの発展を計画している。
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