Project/Area Number |
01540482
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
分析・地球化学
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
広川 健 広島大学, 工学部, 助手 (30116652)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | 等速電気泳動法 / 等速電気泳動装置 / 分離過程 / 分離条件最適化 |
Research Abstract |
等速電気泳動法では分離ゾ-ンのpHやイオン強度が成分毎に異なるため、細管式ゾ-ン電気泳動法などに較べると分離条件の最適化が難しいといわれている。筆者は等速電気泳動法の分離過程及び定常状態をシミュレ-トするソフトウエアを開発し、多くの試料についてその妥当性について検討し、コンピュ-タ-支援による分離条件最適化を試みている。 分離条件最適化にあたってはまず分離過程と分離時間に影響を与える因子について詳しく検討する必要がある。過去3成分系までの分離挙動を明らかにし、2および3成分系については5%以下の誤差で分離時間の実測値と理論値が一致する事がわかっている。一般にn成分の場合についても同様な解析法を確立する必要があるが、成分数が増加するにつれ分離に必要な細管の長さが増加するため、当面の課題としてより長い細管中で分離過程を追跡する装置が必要であった。 今回の補助により、従来の倍に当たる細管長32cmに渡って分離過程を追跡する走査型等速電泳動装置を製作する事ができた。本装置は紫外光源および検出器を一体としてパルスモ-タ-駆動のリニアヘッドに装着し細管を走査し、分離過程のUVスペクトルを測定するものである。本装置作製にあたり、必要な部品およびデ-タ取り込みと制御に使用するマイクロコンピュ-タ等を購入した(別紙)。 また製作した装置を使用して4成分系試料の分離過程を測定し理論値と比較検討したところ、筆者らの開発したMSPRモデルが4成分系においても非常によく実測結果にフィットする事が明らかになった。また分離時間に影響を与える因子のうち組成比や成分数の影響について明確な結論を得ることができた。
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