Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1990: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Research Abstract |
垂直二重円管内の限界熱流束の測定が,内管としてステンレス加熱管(外径、Di=5.0ー10.6mm,管長、L=58ー840mm),外管としてガラス管(内径,Do=5.4ー14.6mm,二重管のすきな幅,S=0.4ー4.0mm)で,試験流体として水、R113,R22を用い、実験系圧P=1bar(水),P=1ー4bar(R113),P=11ー31bar(R22)の範囲で行われた。従って、垂直二重円管内の自然流動沸騰系の限界熱流束は、ρ_v/ρ_1=6.24_x10^<-4>-1.6_x10^<-1>,L/D_<he>=2-500(D_<he>={(Do/Di)2-1}*Di)という広い範囲で測定されている。 1.垂直二重円管内の限界熱流束は,本実験範囲内で次式によって与えられる. 【numerical formula】 q_<co>:限界熱流束、H_<fg>:蒸発潜熱、σ:表面張力、ρ_v、ρ_1:気液の密度 2.垂直円管内の限界熱流束は,その特性がD/√<σ/g(ρ_1-ρ_v)>=13で2つに分類されたが,垂直二重円管内の限界熱流束では,そのような特性は本実験範囲内では現れなかった. 3.狭い垂直流路内の自然流動沸騰系の限界熱流束のデ-タを広く収集し,そのデ-タベ-スを作成した.
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