扁桃病巣感染症とみなされる掌蹠膿疱症の免疫病理学的解析
Project/Area Number |
01570173
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Human pathology
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Research Institution | Toyama Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
小泉 富美朝 富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (70018323)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
倉茂 洋一 富山医科薬科大学, 医学部, 教務員 (00126517)
川口 誠 富山医科薬科大学, 医学部, 助手 (50204699)
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Project Period (FY) |
1989 – 1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1990: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1989: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | Focal infection / Tonsil / Palmoplantal pustulosis / Helper T cell / Langerhans cell / Interdigitating cell / Macrophage / 扁桃病巣感染症 / 掌蹠膿疱症 / マクロファ-ジ系細胞 / 樹状細胞 / S-100蛋白陽性細胞 / ライソザイム陽性細胞 / モノクロ-ナル抗体 / 多核巨細胞 |
Research Abstract |
前年度に引き続き掌蹠膿疱症(PPP)患者の皮膚病巣と扁桃摘出(扁摘)材料ならびに対照として習慣性扁桃炎症例の扁摘材料を用いて、免疫病理学的検討を行った。その結果をまとめると、次の3つに要約される。 1.PPP病巣皮膚の小水疱や病巣直下の真皮上層血管周囲には、CD_4^+T細胞およびCD1_a^+細胞の出現が注目され、CD1_a^+細胞はランゲルハンス細胞(LC)と考えられる。この結果はPPPに特徴的な皮膚病巣の形成には、ヘルパ-T細胞とのLCと相互作用が重要で細胞性免疫の関与が示唆される。 2.PPP患者20例および対照として習慣性扁桃炎患者20例の扁桃組織について病理組織学的に検討した。その結果、PPP扁桃におけるリンパ瀘胞の萎縮、消失と瀘胞間のT細胞依存域にみられるリンパ球密度の減少および非リンパ球系細胞の増殖は、扁桃リンパ組織における頻繁な抗原収集、伝達、提示および抗体産生の結果、長年にわたり働きつづけた局所免疫反応の疲へい状態と理解される。 3.PPP扁桃に高率に出現する多核巨細胞は、マクロファ-ジおよびinterdigitating cellの性格を共有する。しかし貪食像を伴なわず、HLAーDR発現も弱く、機能的に不活発な細胞であると考えられる。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)