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抗原レセプタ-遺伝子のDNA再構成機構

Research Project

Project/Area Number 01570280
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Immunology
Research InstitutionKurume University

Principal Investigator

岡崎 賢二  久留米大学, 分子生命科学研究所, 講師 (50211115)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 鶴下 直也  京都大学, ウイルス研究所, 助手 (30201643)
Project Period (FY) 1989
Project Status Completed (Fiscal Year 1989)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1989: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Keywords免疫グロブリン / リンパ細胞 / 抗体遺伝子 / DNA組換え / リコンビナ-ゼ / レトロウイルス / cDNA / 核タンパク質
Research Abstract

リンパ細胞での抗原レセプタ-分子の発現と多様性の獲得に必要なVーDーJリコンビナ-ゼの活性を個々の細胞において解析するため、シグナル配列を介しての逆位によって発現の活性化される大腸菌lacZ遺伝子を乗せたレトロウイルススペクタ-を作製した。プレB細胞に感染後、ベクタ-上のネオマイシン耐性マ-カ-を指標に安定な形質転換細胞を得、βがラクトシタ-ゼによる呈色反応を行わせると、最大60%程度の細胞が陽性であった。またDNAレベルでも同様の割合でlacZの逆位が起こっていた。次に、感染後、感染に対する選択圧をかけずに培養した後細胞を回収して呈色反応を行わせると48時間の時点で既に0.5%から1%が陽性を示し、ウイルスの感染効率を考慮に入れるとこの間に被感染細胞の内、2ー5%の細胞で組換えが起こった事になる。この方法を用いて再構成活性の高い細胞株を選択することが可能になった。一方シグナル配列に結合する因子をゲルシフト法により解析するとプレB細胞の核抽出物中に、12bpスペ-サ-を持つシグナル及び23bpスペ-サ-を持つシグナルの両方にに特異的に結合する因子が存在することが明らかになった。この因子はシグナル配列の7merや9merに変異を導入すると結合が弱まるが、7merのみを持つプロ-ブでも結合しうることが判った。またプレB細胞のmRNAから作製したλgtllの発現ライブラリ-からシグナル配列をプロ-ブとしたスクリ-ニングにより、いくつかのcDNAクロンを単離し、その塩基配列を決定した。その結果そのうちの一つは、核移行タンパクの一つHMGIと相同性の高い領域を一部に持ち、核タンパク質であることが示唆された。また、大腸菌内で合成されたこのタンパク質は特異的なDNA結合活性を示した。

Report

(1 results)
  • 1989 Annual Research Report

URL: 

Published: 1989-04-01   Modified: 2016-04-21  

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