Project/Area Number |
01570477
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Circulatory organs internal medicine
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
相沢 義房 新潟大学, 医学部附属病院, 助手 (50143780)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 芳右 新潟大学, 医学部附属病院, 助手 (70163285)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 心室頻拍 / 電気生理検査 / 非薬物治療 |
Research Abstract |
持続型心室頻拍の多くは致死的頻拍である事が証明され、その再発予防の効果が望めない症例ではことごとく不整脈により突然死している。本症では再発の予防が治療の第一目的であるが、欧米で知られている様に、抗不整脈薬による治療は40-50%に限られ、残りでは非薬物治療を必要とした。 非薬物治療が可能であるためには、心室頻拍の起源が正確に決定される必要があるが、手術ではその処置可能な範囲は比較的大きく、現在のカテ-テルによる心内膜マッピングの応用はほぼこの目的を可能にしている。 一方、手術の侵襲をさける意味でも、カテ-テルにより起源を傷害する方法も有効であるが、用いるエネルギ-により傷害範囲は異なる。 基礎的な実験から、レ-ザ-、高周波電磁波、直流通電の順に傷害部位と周囲組織とは明確に隔離され、その傷害のサイズは、エネルギ-の大きさ、電極のサイズ(またはガラスファイバ-のサイズ)により規定される。これまでの検討から、心室頻拍の起源としてのリエントリ-回路のサイズや心臓壁内の部位も症例毎に異なると思われ、最小のエネルギ-を用い正常部の傷害を避ける新しい非薬物治療法の確立が今後とも検討課題である。
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