老化促進モデルマウス(SAM)の痴呆行動に及ぼす神経ペプチド(NPY)の分子生物学的研究
Project/Area Number |
01570642
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
内分泌・代謝学
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
乾 明夫 神戸大学, 医学部, 助手 (80168418)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 泰昭 神戸大学, 医学部附属病院, 助手 (60135796)
老籾 宗忠 神戸大学, 医学部, 助教授 (80030857)
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Project Period (FY) |
1989 – 1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1990: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | PPファミリ-ペプチド / 脳内受容体 / SAMマウス / 学習行動 / 摂食行動 / CCK / 視床下部・下垂体・副腎系 / 分子生物学 |
Research Abstract |
1.マウスの摂食.学習行動に対する神経ペプチドの作用 全くの無麻酔下での摂食及び学習行動の評価系は、前年度に確立し、報告した。 ペプチドに関しては 1)Panrreatic Polypegtide(PP)ファミリ-ペプチドと称されるPP,Neuropeptide Y(NPY)。Peptide YY(PYY)の摂食・学習行動に及ぼす影響は、fragmentを用いた実験を含め終了した。PYYが最強の摂食促進物質であり、NPYの作用は学習行動(保持)にむしろ強く、おそらくは受容体レベルでの作用の多面性が考えられた。 2)Cholecyitokinin(CCK)は強力な摂食抑制物質であるが、現在CCKの摂食行動やアニメックスを用いて行動解析を、CCKの誘導体や拮抗物質を用いて詳細に検討中である。 2.神経ペプチドの佑用機構.特に受容体 1)PPファミリ-ペプチド 脳内PYY受容体の解析を、その可溶化やリセプタ-ファミリ-としての存在を明らかにした。 2)SAMマウスにおける受容体異常に関しては、特にPYY受容体に関して検討中であるが、現在までのところ明確な異常を見出していない。
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Report
(2 results)
Research Products
(14 results)