Project/Area Number |
01604601
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Toin University of Yokohama |
Principal Investigator |
稲田 祐二 桐蔭学園横浜大学, 工学部, 教授 (40016035)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小寺 洋 桐蔭学園横浜大学, 工学部, 助手 (80205426)
二見 瑞子 (松島 瑞子) 桐蔭学園横浜大学, 工学部, 講師 (30209142)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | gefarnate / ポリエチレングリコ-ル / リパ-ゼ / エステル合成 / Salty peptide / パパイン / ペプチド合成 / ウロキナ-ゼ |
Research Abstract |
タンパク質あるいは生理活性物質を合成高分子あるいは無機物質と化学的に結合させた材料の設計を行なう。 (1)抗潰瘍癌薬gefarnateの合成:ポリエチレングリコ-ル修飾リパ-ゼ(PEG-リパ-ゼ)を有機溶媒(1,1,1-トリクロロエタン)に溶解しgefarnataの合成に成功した。farnasyl acidとgeraniolを基質とし25℃においてエステル合成反応を行なった。5mg/mlのPEG-リパ-ゼでは約10時間の反応で87%の収率でgefarnateが合成される。(2)PEC-リパ-ゼによる光学活性アルコ-ルのエステル化:各種の光学活性2級アルコ-ルとラウリン酸を用いてベンゼン中においてエステル合成を行なった。キラルアルコ-ルの炭素の長さを変化させて(R__ー)-異性体と(S__ー)-異性体についてKmとVmaxを求めて解析した。(3)Salty peptide誘導体の合成:ジペプチド,Orn-β-Alaが塩味を呈するという報告があるのでPEG-パパインを用い酵素合成に成功した。有機溶媒、1,1,1-トリクロロエタン中にZ-Orn(Z)-OEtとβ-Ala-OBzlを溶解し、PEG-パパインを添加するとZ-O_<rn>(Z)-β-Ala-OB_zlが100%の収率で約1hrで合成される。(4)PEG-パパインのペプチド合成における基質特異性:PEG-papainを用いベンゼン中でのペプチド合成を試みた。Bz-Gly-OEtを1つの基とし各種アミノ酸エステルを他の基質として反応させる。dipeptideはいづれの反応においても効率よく合成される。(5)磁性化ウロキナ-ゼによるタ-ゲティング:血栓溶解を目的とし磁性化ウロキナ-ゼを合成し、小動物を用い投与後の体内分布とタ-ゲティングを試み、表1の結果を得た。磁性化ウロキナ-ゼは肝臓、及び肺に集積され易いが、磁場を与えると目的の部位に集積する。然し強力な磁場(12,000G)を必要とする。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)