Project/Area Number |
01616001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
高尾 彰一 北海道大学, 名誉教授 (30001382)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田野 達男 岡山大学, 農学部, 教授 (60032976)
大島 泰郎 東京工業大学, 理学部, 教授 (60167301)
谷 吉樹 京都大学, 農学部, 教授 (60026424)
児玉 徹 東京大学, 農学部, 教授 (30011901)
駒形 和男 東京大学, 名誉教授 (70013331)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥16,800,000 (Direct Cost: ¥16,800,000)
Fiscal Year 1989: ¥16,800,000 (Direct Cost: ¥16,800,000)
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Keywords | 生澱粉糖化酵素生産菌 / メタノール資化性細菌 / 水素細菌 / メタノール酵母 / 好熱菌 / 光合成細菌 / アセトン・ブタノール菌 / Thiobacillus属細菌 |
Research Abstract |
1.生澱粉糖化酵素生産能の強いCorticium rolfsiiが、強力なセルラーゼも生成することから、キャッサバなどの澱粉質資源を直接糖化し、酵母と組合わせてアルコール発酵へ導くこともできた(高尾)。 2.通性メタノール資化性細菌、窒素固定菌、一部の硫黄細菌は5SリボソーマルRNAのシークエンスおよび16SリボソーマルRNAの部分塩基配列から同一のクラスターに属し、進化・系統的に類縁であることを明らかにした(駒形)。 3.2種の新規な好塩性絶対独立栄養性水素細菌の化学分類学的研究を行い、それぞれHydrogenobacter halophilus sp.nov.およびHydrogenovibvio marinus gen.nov.sp.nov.と命名し、その性質を明らかにした(児玉)。 4.メタノール酵母のグリセロール代謝を解明するなかで、新たに見いだしたジヒドロキシアセトン還元酵素を利用して、メタノールからのグリセロール生産を行い、変異株による培養プロせスを開発した(谷)。 5.海底熱水孔周辺に生存する好熱菌の研究中、深海底白ウリ貝のエラから共生細菌の分離を読み、イオウ代謝能を持ち独立栄養的に生育でき、白ウリ貝に有機物を供給する新属新種と思われる桿菌を得た(大島)。 6.紅色非硫黄光合成菌の菌体顆粒部分からプロテアーゼを可溶化し、これが特異的なプロテアーゼであることを認め、一方、55℃に生育適温を有する光合成細菌を純化して、その諸性質を調べた(伊崎)。 7.Clostridium属細菌のソルベント生成能改良のため、すでに開発した宿主ベクター系を用いてアミラーゼ遺伝子の導入発現をはかり、ソルベント生成の制御因子について新知見を得た(林田)。 8.3ーイソプロピルリンゴ酸脱水素酵素遺伝子の大腸菌へのクローニングを行い、この株より分離したプラスミド中にThiobacillus由来の遺伝子断片を確認し、マーカー遺伝子としての利用性を見いだした。(田野)。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)