Project/Area Number |
01629510
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Institute of Space and Astronautical Science |
Principal Investigator |
河島 信樹 宇宙科学研究所, 教授 (60013702)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 進 宇宙科学研究所, 助手 (00092221)
斉藤 宏文 宇宙科学研究所, 助教授 (80150051)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
Fiscal Year 1989: ¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
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Keywords | レ-ザ-干渉計 / 重要波 / リサイクリング |
Research Abstract |
年度当初の研究目標は以下の通りである: 1.重力波観測ノデ-タ解析 2.高反射率ミラ-の開発と雑音の低減化 3.高出力高安定レ-ザ-発振器の開発 4.リサイクリングの基礎実験 5.大型化のシステム検討 成果の概要 1.重力波観測のデ-タ解析 1989年2月〜3月にかけて行った127時間の長時間観測のデ-タを解析して、現在の重力波アンテナの問題点と重力波デ-タ解析方法の確立に1ステップを築くことが出来た。 2.高反射率ミラ-の開発と雑音の低減化 従来99.5%を大幅に改善して99.95%の反射率をもつミラ-を製作することが出来た。干渉計での検証の準備段階を終了し、来年度早々検証を行う。 3.高出力高安定レ-ザ-発振器の開発 アルゴン・レ-ザ-の高出力化(シングルモ-ド5W)はアルゴンレ-ザ-高出力化の技術的な困難さと、最近の半導体励起YAGレ-ザ-急速な発展を考慮して周波数の高安定化のみを行ない、周波数の安定度で1/10Hz/(Hz)^<1/2>を得た。 4.リサイクリングの基礎実験 30cm渉計での基礎実験で、レ-ザ-光の強度を約10倍にすることができた。 5.大型化のシステム検討 100mへ拡張する計画検討をおこないシステム検討書としてまとめた。
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