リモ-トセンシング画像を対象とした画像理解に基づく知的インタ-フェイスの研究
Project/Area Number |
01633524
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
河口 英二 九州工業大学, 工学部, 教授 (90038000)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鎌田 清一郎 九州工業大学, 工学部, 助手 (00204602)
谷口 倫一郎 九州大学, 大学院総合理工学研究科, 助教授 (20136550)
石川 聖二 九州工業大学, 工学部, 助教授 (90128116)
河口 英二 九州工業大学, 工学部, 教授 (90038000)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | リモ-トセンシング / 画像理解 / 領域分割 / 自然言語理解 / 意味記述 / SD式 / 地形情報 |
Research Abstract |
本研究では、リモ-トセンシングを対象とした画像理解に基づく知的インタ-フェイスに関する研究を行った。 1.LANDSATを対象とした意味体系の整理 本課題はLANDSAT画像の意味構造を予め貯蓄しておき、入力画像に対するシステムの認識・解釈の曖昧さをなくすため、全体としての処理効率を向上させることにある。そのための意味構造の記述方法としては、本研究代表者等がすでに開発してきたSD式を採用することとした。本年度は前年度までにPROLOGで試作したSD式処理システムの改良を行い、意味デ-タの検索能力を高めた。 2.リモ-トセンシングデ-タに関する画像処理アルゴリズムの開発 画像の認識・理解では前処理として領域分割、線状物の抽出の問題、さらには大量画像デ-タの蓄積保存等がある。本年度は“複雑さの尺度"を基にした領域分割、部分的画一化処理による画像デ-タの情報圧縮、ニュ-ラルネットによるLANDSAT画像の領域の分類実験等を行った。ニュ-ラルネットによる領域の分類実験では5×5画素の小領域をその濃度値の分布パタ-ンにより5種の領域に分類する実験を行った。その結果、さらに多種類の領域分割にもこの手法が効率良く動作する見通しが得られた。 3.知識ベ-スを利用する画像処理システム「IPSSENS」の改良 本研究グル-プで従来から開発してきた画像処理支援システムであるIPSSENSの改良を行った。改良の要点は(a)画像処理アルゴリズムの適用法に関する知識をシステムに入れる。(b)専門の画像処理技術者の知識をシステムに容易に取り入れることができる。(c)画像デ-タと属性デ-タが共にシステムで扱える。(d)画像処理の履歴情報をシステム内に残せるようにしたことである。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)