Project/Area Number |
01646005
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
安成 哲三 筑波大学, 地球科学系, 講師 (80115956)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
増田 耕一 東京大学, 理学部, 助手 (30181647)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | NOAA / NIMBUSー7@SMMR / 積雪 / ユーラシアの積雪 |
Research Abstract |
今年度はまず、NOAA/AVHRRデータを1989年5〜6月のチベット高原領域について購入し、ディジタル解析を行って、同期間の地上での積雪深、分布の観測結果との対比を試みた。詳細は現在解析中であるが、いくつかのchanell情報を組み合せることにより、積雪分布の精度を上げることができることが明らかとなった。 次いで、Nimbus-7/SMMR(マイクロ波)データによる北半球積雪深分布資料をNASAより入手し、このダータの質と精度を、中国地面気象記録及びFGGE Level II-cデータによる地表面での実測値と対比することにより、目下検討中である。10年分の資料により年々変動の様相を、NOAA/NESDISの積雪面積データとも対比を行っており、積雪深とNOAAの積雪限界がどう対応しているかを、特に着目して解析中である。 同時に、ユーラシア大陸の積雪変動が、大気に与える影響を量的に評価するため、NOAA/NESDISデータと、北半球500mb高度データとの相関を統計的に調べる一方、気象研究所大気大循環モデルにより積雪アノマリーが春から夏の大気循環場に与えるインパクトについても、数値実験を行った。
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