地理デ-タベ-スを知識として用いるリモ-トセンシング画像の高次処理の研究
Project/Area Number |
01646513
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
坂内 正夫 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30107370)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大沢 裕 埼玉大学, 工学部情報工学科, 助手 (50152111)
全 炳東 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (20216568)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
Fiscal Year 1989: ¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
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Keywords | リモ-トセンシング画像処理 / 地理デ-タベ-ス / モデルベ-ス画像理解 / デ-タ構造 / 地図画像処理 |
Research Abstract |
平成元年度は、以下の各課題により、地理デ-タベ-スを知識に用いる地図画像及びリモ-トセンシング画像の高次処理手法基本技術の開発をした。 (1)表現対象のレイヤや時間、精度、信頼度などが異なる各種の地理関連デ-タを、その空間に基づいて、リモ-トセンシング画像と自在に結合処理でき、しかも追加変更等の保守性(動特性)にすぐれた地理情報デ-タベ-ス構造化方式(GBDトリ-)を開発した。 (2)電磁波スペクトラム解析による従来のリモセン画像解析及び、地図画像解析結果を、(1)で開発の構造で管理された各種の関連地理デ-タと、情報結合知識ベ-スとを用いて、更に高精度・高次に処理するための、知識型リモセン画像処理の枠組み(成長する地理情報システム)を提示した。 (3)(2)の枠組みを、地図画像に適用した。地図の高度な効率的読みとりシステムを、本年度次の諸課題により開発した。 (3)-1人間機械協調型認識をとり入れた地図読み取り方式を開発した。 (3)-2(3)-1の方式が輪郭線ベクトルのみを利用していたのを、単純な構造の部分は中心線ベクトル、複雑な部分は「のリ」付けされた輪郭線ベクトルを混合して用いる方式に改良した。 (3)-3既存の地図デ-タベ-スを地図画像認識の高度化に利用するための参照ル-ルの蓄積とこれを一体化する検討をした。 (4)(2)の枠組を、航空機からのリモ-トセンシング画像の解析に適用する検討を行った。対象地域は開発が進みつつある横浜市郊外(金沢区)にとり、現在のリモ-センシング画像の高次土地利用解析に、細密国土数値情報による過去の土地利用デ-タ、遷移確率デ-タを援用する形をとっている。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)