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ウオルタ-型顕微鏡の幾何学的収差の研究

Research Project

Project/Area Number 01651507
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionNational Astronomical Observatory of Japan

Principal Investigator

成相 恭二  国立天文台, 光学赤外線天文学研究系, 教授 (50012844)

Project Period (FY) 1989
Project Status Completed (Fiscal Year 1989)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Keywordsウォルタ-型顕微鏡 / 収差
Research Abstract

X線結像光学系評価法、X線望遠鏡光学、X線顕微鏡光学の3つの研究会、およびワ-クショップ、公開シンポジウムに参加し、現在迄における収差についての研究の概要を把握した。ウォルタ-型光学系は通常の光学系と異り、コマ、像面湾曲の量が2つの反射面間の光路長に比例するという特徴を持っている。これはSOLAR-Aに搭載される軟X線望遠鏡について解析的に明らかにされたもので、顕微鏡にも適用は可能である。このために幾何学的収差を小さくすることだけに限れば、顕微鏡の筒長は短い方が視野を広く取れることになる。このことについては上記研究会等で実際に製作に携わっている数名の研究者と意見の交換を行ったが、こちらの準備不足もあって具体的なスポット図等を見せられなかったために相手の理解も定性的なものになってしまた。補助金ではワ-クステ-ションを購入し光線追跡計算プログラムを移し替えいてる所である。今回は単年度としての予算しか認められなかったが、平成2年度にも引き続き公募しているので、次年度でウォルタ-型顕微鏡についての光線追跡計算を完成させる予定である。当初予定していた事の他に研究会等で気になった事は2つある。一つは結像性能が悪い場合に形状誤差によるものがどれ位なのかが確かめられていないように思われること、二つ目はウォルタ-型以外の光学系について簡単な収差計算をやってないように思われることである。いずれも次年度の研究会等で明らかにして行きたいと思う。

Report

(1 results)
  • 1989 Annual Research Report

URL: 

Published: 1989-04-01   Modified: 2016-04-21  

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