Project/Area Number |
01654001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
大石 道夫 東京大学, 応用微生物研究所, 教授 (00126004)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高木 信夫 北海道大学, 遺伝子実験施設, 助教授 (20001852)
佐藤 矩行 京都大学, 理学部, 助教授 (30025481)
津田 正明 岡山大学, 薬学部, 助教授 (80132736)
近藤 寿人 名古屋大学, 理学部, 教授 (70127083)
岡田 益吉 筑波大学, 生物科学系, 教授 (60015534)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥55,700,000 (Direct Cost: ¥55,700,000)
Fiscal Year 1989: ¥55,700,000 (Direct Cost: ¥55,700,000)
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Keywords | 発生 / 分化 / 遺伝子発現 / クローニング |
Research Abstract |
生物の発生・分化は遺伝子にプリントされたプログラムの展開であることは近年の分子生物学的手法の進展に伴って増々明らかになりつつある。本研究班においては、このプログラムの展開に伴う分子レベルでの変化の実体を明らかにすることを目的に下等真刻生物から高等哺乳動物に至るいくつかの実験系を用いて解析を行った。その結果、まずマウス赤芽球性白血病細胞(フレンド細胞)及び胚性腫瘍細胞(下9細胞)において蛋白質のチロシンキナーゼの阻害剤である一連の物質が分化の誘導剤となりうることが判明した。このことは、既に細胞内分化誘導因子の相互作用及び活性化に蛋白質のチロシン残基の脱リン酸化反応が関係していることより示唆されたものである。又、従来まで全く相異ると考えられていた2つのin vitroでの分化系において共通の物質によって分化が誘導され、両者に共通の反応が存在していることを示している。一方、ショウジョウバエの生殖系列細胞の形成を誘発する細胞内因子(germ cell determinant)の分子的実体追求が進められ、ミトコンドリアのラージ・リボゾームRNAと相同性をもつpolyA^+RNAが同定された。 他にホヤ胚の筋肉細胞の分化に関する細胞内因子の研究、ニワトリのデルタ・クリスタリン遺伝子の発現に関する研究、B細胞分化に関する蛋白質性因子の解析・粘菌の分化に関連する遺伝子のクローニング、マウスDNAメチル化パターンとインプリンティングとの関係などについても新しい知見が得られた。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)