Project/Area Number |
01870065
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Orthopaedic surgery
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
KIMURA Tomoatu 大阪大学, 医学部, 講師 (80167379)
ONO Keiro 大阪大学, 医学部, 教授 (70028330)
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Project Period (FY) |
1992 – 1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥11,000,000 (Direct Cost: ¥11,000,000)
Fiscal Year 1991: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1990: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1989: ¥7,900,000 (Direct Cost: ¥7,900,000)
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Keywords | RA Patient / Myeloid Cell / Oncofetal Markers / Carbohydrate Structure / Sensitization Therapy / Di-fucosylated Type 2 Chain / Glycoprotein Derivative (TCA) / 皮内注射 / 悪性腫瘍特異抗原 / 糖鎖抗原 / 骨髄球系カスケ-ド |
Research Abstract |
近年、糖鎖構造をした細胞膜抗原が癌を初めとして種々の疾患の病態に大きな役割を果たしていることが次第に明らかになり注目を集めている。特に、最近その合成技術が進歩し臨床応用が可能になり、悪性疾患や慢性疾患への臨床応用の研究が急がれている。我々は重症慢性関節リウマチ(RA)患者の破壊関節部骨髄中に癌細胞特有とされる糖鎖抗原(difucosylated chain;di-Le^X)を保有する特異な骨髄球系カスケードが存在し強い組織破壊活性を持つことを見いだし、この特異な糖鎖抗原を用いてRA患者に感作療法を試み、特異かつ劇的な有効性を示し得ることが明らかになった。 我々の1991年までの研究で、従来未検討であったRAに対する感作療法の有効性が示され注目を集めている。特に糖鎖抗原に関しては、合成di-Le^XおよビKATO-III由来の糖蛋白(TCA)は有効性を示すが、mono-Le^Xは無効であり構造の特異性が示された。従来の治療方法では難治のRAに対する治療方法として研究を進める事は急務である。 本研究目的は、糖鎖構造の臨床応用の先駆としてRAに的を絞り、(1)各種糖鎖抗原構造の有効性の検討と、その組合せによる治療体系の確立を進めている。興和深いのは、fucose構造2個あれば有効なのに1個では無効であるなど構造特異性が見られることである。(2)糖鎖構造投与時の生体内での作用機序を明らかにして、治療適応を確立することである。In vitroになるがTCAが自己MLRを抑制して広範囲な免疫反応を抑える事が明らかになった。糖鎖構造が免疫反応の修飾に大きな働きを持ち、病態の正常化に強い働きを持つようである。(3)治療法としての大きな働きが期待されている。実際の症例でも著効例をしばしば見いだし可能なところから実用化へ進める事を検討中である。
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