Project/Area Number |
01880011
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Laboratory animal science
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
黒澤 努 大阪大学, 医学部, 助教授 (60129997)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柳本 申二 (株)精研, 技術研究部, 研究員
山本 英夫 (株)精研, 技術研究部, 課長
生頼 孝博 (株)精研, 技術研究部, 部長
生頼 考博 (株)精研, 技術研究部, 部長
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Project Period (FY) |
1989 – 1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥5,000,000 (Direct Cost: ¥5,000,000)
Fiscal Year 1991: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 1990: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1989: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
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Keywords | ブタ / SPF(スペシフィックバソジェンフリ-) / 飼育システム / 省エネルギ- / 実験動物 / SPF(スペシフィックパソジェンフリ-) |
Research Abstract |
本年度は本研究の最終年度となるので研究のとりまとめを主に行った。省エネルギ-を目指したブタ用ユニット式動物実験システムは,エア-ハンドリング部分と飼育ケ-ジ部分にわけられる。エア-ハンドリング部分はユニット化し,移動可能なものとした。飼育ケ-ジ部分は米国のNIH1985年の指針に適合したステンレススチ-ル製のケ-ジをビニ-ルシ-トで覆い,エア-ハンドリング部分から清浄な空気を導入する方式とした。遺憾ながら,実験場所として予定していた大阪大学医学部附属動物実験施設は未に大動物による研究を許可していないので,実証実験は行っていない。今後大動物実験が許可された段階で実証実験を行い実用化したい。 本研究による副次的な成果がいくつか得られた。その第一はコンピュ-タ-ネットワ-クを駆使した,実験動物飼育システムに関する情報の交換である。とくに実験動物ブタの飼育システム構築には長年のブタの飼育経験が必要であり,これらの技術情報を収集するシステムが出来上がった。とくに実験動物の飼育に関するデ-タには文字情報だけでなく画像,映像情報も必要であるが,本研究で副次的に作られた情報収集システムは学術情報センタ-と大型計算機センタ-を結んだ高速のネットワ-クを用い,携帯性に秀れたJ3100,サ-バ-機としてのUNIXワ-クステ-ションさらに画像デ-タ-用のNeXTワ-クステ-ション,マッキントッシュを結ぶものであった。 さらに副次的な成果として小型の実験動物の飼育管理システムの改善に本研究で培われた方法が使われ,いくつかの実績が生まれた。これらは学術雑誌上で各々発表した。
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