サンゴ礁に生息するアイゴ類の月周同調生殖現象の生理的研究
Project/Area Number |
01F00313
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
General fisheries
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
竹村 明洋 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 助教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
RAHMAN Saydur Md. 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 外国人特別研究員
RAHMAN M. S. 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2001 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2003: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2002: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2001: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
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Keywords | サンゴ礁 / 月齢 / アイゴ / メラトニン / 眼 / 満月 / 新月 |
Research Abstract |
サンゴ礁魚類に特徴的に多い月齢同調性産卵現象の生理学的側面からの解明で、魚が月からの情報をどのように体内リズムに転換しているかについて主に研究を行った。いくつかある月が地球に及ぼす環境変化のうち、特に月光に焦点をあてて以下の研究を行った。 月光変化に伴うメラトニン受容体発現量の変化 ゴマアイゴ(Siganus guttatus)の脳からメラトニン受容体遺伝子(MR1)をクローニングし、その発現量変化(日周変化と月周変化)をRT-PCR法で調べた。その結果、松果体を含む視葉部位にMR1遺伝子発現量の顕著な変動が見られ、明期に高く暗期に低くなった。また満月時(0時)のMR1遺伝子発現量が新月時(0時)より高くなった。これらの結果から、メラトニン受容体遺伝子発現量に変化のあった部位に月齢認識に関わる処理部位があると考えられた。 メラトニンの生殖活性への関与 ゴマアイゴの卵巣でのステロイドホルモン合成能に及ぼすメラトニンの効果を調べた。卵巣片をメラトニンとヒト繊毛性ゴナドトロピンと共に培養したところ、卵黄形成前期においてはEstradiol-17βとTestosteroneの産生量は増加した。高濃度のメラトニンは卵黄形成後期において性ホルモン産生を阻害した。以上のことからメラトニンが生殖活性の制御に関わっている可能性があった.。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)