Project/Area Number |
01J11408
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
情報通信工学
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
延原 肇 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助手
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2002: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2001: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | ファジィ関係式 / 画像圧縮 / 電子透かし / 色空間 / 電子割り印 |
Research Abstract |
ファジィ関係式に基づいた画像圧縮・再構成法(ICF)の性能向上および応用研究として3つの研究を展開した。また、ICF拡張のための基盤技術に関する研究も展開した。 1.YUV色空間をICFに適用し、再構成画像品質に影響の少ないUV空間の情報量を削減することで効率的な画像圧縮・再構成を実現した。UV空間の効率的な圧縮のために、不変的な符号器設計指標「ファジィ集合のオーバラップレベル」を提案した。 (国際会議ISIS2002およびFSKD2002において成果を発表) 2.ICFを利用した電子透かし技術の開発を展開した。透かしの埋め込み強度と再構成画像の劣化の対応関係、およびファジィ関係式の可解性と透かしの埋め込み強度との対応関係を明らかにした。 (国際会議Fuzz-IEEE 2002において成果を発表) 3.電子割り印(画像を用いた認証技術)を、ファジィ関係分割最適化問題として定式化、およびその高速近似解法を提案した。ファジィ関係理論におけるSchein Rankと認証精度との対応関係を調査し、Schein Rankが高いほど認証精度が向上することを明らかにした。 (国際会議RASC2002において成果を発表。国際論文誌Soft Computingに論文を投稿中) 4.ICFを動画像圧縮・再構成に拡張するために、非一様分布型符号器の設計手法を開発した。 本研究の成果をまとめたものを、各種国際会議(ICNNSC2002、InTech/VJFuzzy'2002)等の基調講演および招待講演において報告した。
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