Project/Area Number |
02044115
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Research Category |
Grant-in-Aid for international Scientific Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | Joint Research |
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
笹月 健彦 九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (50014121)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 彰方 九州大学, 生体防御医学研究所, 助手 (60161551)
西村 泰治 九州大学, 生体防御医学研究所, 助教授 (10156119)
MAK Tak W. オンタリオ癌研究所(カナダ国), 教授
MAK TakW オンタリオ癌研究所(カナダ国), 教授
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Project Period (FY) |
1990 – 1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥20,800,000 (Direct Cost: ¥20,800,000)
Fiscal Year 1992: ¥7,000,000 (Direct Cost: ¥7,000,000)
Fiscal Year 1991: ¥7,000,000 (Direct Cost: ¥7,000,000)
Fiscal Year 1990: ¥6,800,000 (Direct Cost: ¥6,800,000)
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Keywords | 免疫遺伝 / HLA / T細胞レセプタ- / 抗原 / M蛋白 / T細胞レパトア / 抗原提示 / DNAタイピング / 自己免疫疾患 |
Research Abstract |
ヒト免疫応答の遺伝子支配を、ペプチド抗原、HLA遺伝子およびこれらを認識するT細胞レセプタ-の3者を解析することを目的に研究を遂行した。(1)昨年までに樹立した、SCWに特異的でDR2(DRB1*1502)、DR2(DRB5*0102)、DQw6(DQA1*0103,DQB1*0601)、DPCp63(DPA1*0201,DPB1*0901)あるいはDR4(DRB1*0405)に拘束されたT細胞株の認識するペプチド抗原の同定を行った。SCWの主要成分であるM12蛋白上の遺伝子を、抗原を抽出したSS95/12株より単離し塩基配列を決定し、AB領域とC領域に分けてリコンビナントM12蛋白を作製した。また、M12蛋白由来の20mer程度の合成ペプチドを30個合成した。これら合成ペプチドとそれぞれのT細胞株との反応性を検討したところ、DQw6に拘束されたSCW特異的T細胞株は、M12(353ー365)に反応し、他のペプチドには反応しなかった。一方、SCW特異的でDPCp63に拘束されたT細胞株は、M12(112ー136)に対して主に反応した。現在、これらのペプチドおよびクラスII分子に特異的に反応するT細胞のTCRについて検討を行っている。これに対し、DRに拘束されたSCW特異的T細胞株は、リコンビナントM12蛋白にも合成ペプチドに対しても反応せず、SCWに含まれるM蛋白以外の蛋白上にエピト-プがあると考えられた。(2)昨年作製したT細胞レセプタ-可変領域を認識する単クロ-ン抗体の特異性を決定を試みた。逆転写PCR法用い、プライマ-としては、Vα1から18,Vβ1から20までのファミリ-特異的なものそれぞれ18コ、22コと定常域のものとの間にて行った。Vαに関しては、いくつかのファミリ-が検出され、どれかのファミリ-に特定することができなかった。一方Vβに関してはどのプライマ-においても増幅できずこの抗体は現在までに報告のないVβ領域を認識していると考えられた。現在、inverse PCR法を用いてその特異性を検討している。
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