Project/Area Number |
02203237
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
片岡 邦夫 神戸大学, 工学部, 教授 (20031081)
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Project Period (FY) |
1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1990: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 噴流 / 後流 / 伝熱促進 / 円柱列 |
Research Abstract |
1.スロットノズルより発する二次元噴流とこれが垂直に衝突する伝熱面との間に円柱列を噴流軸に垂直に挿入して衝突伝熱の促進効果を実験により調べた。また伝熱促進に有効な乱流構造についても検討した。 (1)噴流が円柱間隙を縮流・加速されながら通過する円柱列配置の場合,中心淀み線上の伝熱が大きく促進された。特に,伝熱面より4〜6d(d:円柱直径)上流に設置した時,約1.8倍促進された。 (2)噴流軸上に円柱列の一円柱の軸が位置し,噴流中心流がブロックされる円柱列配置の場合,中心淀み線上の伝熱は強く抑制されたが,中心淀み線の両側0.25D(D:ノズル孔幅)の位置の伝熱が強く促進された。特に,円柱列を伝熱面より4〜6d上流に設置した時,最高約1.8倍促進された。 (3)衝突伝熱の促進に有効な支配的因子は,(1)伝熱面に衝突しようとする到達速度,(2)到達速度の変動の乱れ強度,(3)到達速度変動による界面更新頻度であることがわかった。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)