Project/Area Number |
02207120
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Takushoku University |
Principal Investigator |
飯森 嘉助 拓殖大学, 政経学部, 教授 (20109747)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
守屋 毅 国立民族学博物館, 教授 (00036493)
田仲 一成 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (90039967)
奴田原 睦明 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (80014504)
堀内 勝 中部大学, 国際関係学部, 教授 (50165586)
片倉 もとこ 国立民族学博物館, 第2研究部, 教授 (60055308)
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Project Period (FY) |
1990 – 1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥4,800,000 (Direct Cost: ¥4,800,000)
Fiscal Year 1990: ¥4,800,000 (Direct Cost: ¥4,800,000)
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Keywords | アフロ・アジア(言語) / ヘスバとムフタスィブ / アンダルシアの食文化 / 哲学と神学の相剋 / 知の商人 / シリア正教会 / 東アフリカの近代建築 / アガカ-ン関連の建築 |
Research Abstract |
J班(生活文化と都市性)はこれまでと同様にI班(都市のイメ-ジ)との合同研究会を3回,また独自の研究会を3回行った。内1回はJ班の綜括まとめのために自由討論の研究を持った。 研究会はアフリカの言語,中世の市場システム,中国イスラム事情,古代の生活文化,アンダルシアの食文化,古代ギリシャの知の遺産とイスラム,モロッコの写本事情,都市と家畜,東方キリスト教会史,アガカ-ンと近代建築といった異る時代の広域多岐にわたるテ-マで行なわれた。これによって昨年度までの課題の一部(都市変容をその建設理念の一部変更によるものとして通時的通場的に堀り下げる)の補完的成果をみたと考えている。しかし中心テ-マがしぼり込めず必ずしも満足できる成果を得られたわけではない。特に一部の発表の興味関心がいわゆる都市研究への取組みからそれてしまいがちであった点を反省せざるを得ない。 自由討論ではイスラム都市に関連した次のような極めて具体的なテ-マについて話し合いが行なわれた。 1)イエメンの山岳都市やフスタ-トの例にみられる中庭式ではなく塔状式高層住宅の伝統。 2)ド-ム建築多用の先発性。 3)定価制否定の業種別市街区を配したバザ-ルと経済の自由競争の原則との関係。 4)宗派別市街区でユダヤ人街はゲット-か。 5)被服の解放度をめぐって(水着ショ-は不能かなど)。 6)再開発などを含めた都市化の進行とネクロポリスの問題。 7)洋装化の一般的プロセスとして,靴→背広の上着(ボタン無し)→ズボン→無帽→ネクタイの妥当性について。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)