Project/Area Number |
02208101
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Hyogo University of Teacher Education |
Principal Investigator |
松本 治雄 兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (70000289)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川野 通夫 京都大学病院, 耳鼻咽喉科, 助手 (40109012)
内須川 洸 筑波大学, 心身障害学系, 教授 (60014669)
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Project Period (FY) |
1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1990: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | 発達予測 / 障害の類型化 / 知覚運動スキル検査 / 鼻咽腔閉鎖機能不全 / 臨床診断仮説U / 機能的構音障害 / 器質的構音障害 / 幼児吃音 |
Research Abstract |
本研究は従来用いられている言語障害の分類を再検討し、各々の障害の特質を詳細に見極めることによって、状態像を正確にとらえ直し類型化することにある。対象は言語障害特殊学級および治療、相談機関に通う者の内、言語障害の中心的な問題傾向である機能的および器質的構音障害児(口蓋裂児)、吃音児に限定して、その中に含まれる子供達の状態の諸相を明確にした上で2年間の追跡研究をすすめ、当初に立てた発達予測とその発達経過を比較分析しながら、更に詳細な障害の類型化を試み、類型に適合した指導の手だてを確立させることを目的として調査を実施してきている。対象児横断的にまた縦断的に調査していくことによって、発達変化に関わる共通因子を基に類型に適合した発達予測をしていくことが可能になると考えた。 本研究においては研究対象を言語障害の中核的な問題傾向である機能的構音障害児および器質的構音障害児(口蓋破裂)さらに吃音児に限定した。機能的構音障害児については15の知覚運動スキル検査を実施し3群に類別できること、縦断的研究によって群別に特色ある因子があること等の示唆をえている。器質的構音障害児については鼻咽腔閉鎖機能の軽度不全例を対象とし形態・機能検査結果から機能改善因子を抽出して6カ月後の手術の適応を判断している。吃音児の発達予測に関しては一定条件の対象児に臨床診断仮説Uによる診断を試み長期にわたる追跡調査により仮説の検証を行なっている。これら3方向の研究はいずれも対象児の状態の諸相を明確にした上で、その発達経過を追跡していく中で発達に関わる共通な因子を見いだし、類型別の発達予測に資していこうとしているものである。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)