Project/Area Number |
02216102
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
鈴木 謙爾 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (10005861)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小松原 武美 東北大学, 理学部, 教授 (80004331)
鈴木 孝 東北大学, 理学部, 助教授 (30004344)
落合 明 東北大学, 金属材料研究所, 助手 (90183772)
四竃 樹男 東北大学, 金属材料研究所, 助教授 (30196365)
三頭 聡明 東北大学, 金属材料研究所, 助教授 (30005938)
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Project Period (FY) |
1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥33,400,000 (Direct Cost: ¥33,400,000)
Fiscal Year 1990: ¥33,400,000 (Direct Cost: ¥33,400,000)
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Keywords | ウラン合金 / 帯溶融精製 / エレクトロ・トランスポ-ト / 重い電子系 / アモルファス合金 |
Research Abstract |
本研究課題の第1の目的は、UならびにTh金属の高純度化である。第2の目的は、得られた高純度UならびにTh金属を用いて5f電子の寄与による新しい重い電子系化合物結晶を作成することである。第3の目的は、Uを含むアモルファス合金を作成し、格子の不規則性が重い電子物性におよぼす効果を調べることである。以下に本年度において到達された主要な成果を列記する。 1.RF帯溶融のバック真空度を10^<-10>Torrに向上させた。 2.超高純度HeあるいはArガスを導入し、RF溶融帯の安定化をはかった。 3.上記1,2のプロセスにより、U金属中の金属不純物はICP分析限界以下に低下されることができた。 4.上記1,2のプロセスにより得られたU金属を10^<-10>〜10^<-11>Torrの超高真空中でエレクトロ・トランスポ-ト処理することにより,残留抵抗比【greater than or similar】20にまで高純度化することが 5.こうして得られた超高純度Uを原料として,種々のプニクタイド,カルコゲナイド,貴金属・遷移金属を含む合金などの純良結晶が作成された。 6.アルゴン・プラズマにより溶解されたU系合金液体を超高速冷却することにより,アモルファス合金を作成した。 7.CeーCu系アモルファス合金を作成し,低温比熱,電気抵抗,帯〓率,X線回折の測定が行われ,重い電子物性と原子構造の不規則性の関係について新しい知見が得られた。 8.ヨ-ロッパ超ウラン元素研究所と共同でNpープニクタイト化合物の合成が試みられた。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)