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CuーS結合をベ-スとする高温超伝導体の開発

Research Project

Project/Area Number 02227217
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionToin University of Yokohama

Principal Investigator

齋藤 慎八郎  桐蔭学園横浜大学, 工学部, 助教授 (90005885)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中丸 久一  桐蔭学園横浜大学, 工学部, 助手 (40172390)
Project Period (FY) 1990
Project Status Completed (Fiscal Year 1990)
Budget Amount *help
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1990: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywords高温超伝導体 / 硫化銅 / 金・鉄クロメル熱電対 / 酸化銅
Research Abstract

<研究実績1)>___ー(金+0.07%鉄)対クロメル熱電対用ソフトの開発
高温超伝導の実験では熱電対を使った測温法が多く用いられるが、室温から液体ヘリウム温度までの領域で、近年特に多用されているのは上記熱電対である。我々はこの熱電対のための温度制御プログラムを開発した。詳しくは、雑誌「固体物理」1990年8月号P32を参照されたい。なお、このソフトは、全国10以上の国・公・私立大学に学術研究用として頒布した。
<研究実績2)>___ー硫化銅CuSの電気抵抗の温度変化
CuーS結合をベ-スとする高温超伝導体の開発の基礎として、硫化銅CuSの電気抵抗率を、室温から14Kまでの間で測定し、多くの高温超伝導体にみられるような、温度に対して直線的な変化を示す結果をえた。
<研究実績3)>___ー酸化銅CuOの電気抵抗の温度変化
CuSとの比較の意味で酸化銅CuOの電気抵抗の温度変化を調べた。この物質は半導体で、230K以下で反強磁性であるとされているが、比熱には10〜300K間で変化がみつかっていない。また、1K以下の低温まで超伝導は示さない。我々の測定結果では、電気抵抗の温度変化は半導体的で、しかも、230K付近には何も異常がみられなかった。従って、伝導電子系と磁性スピンとが独立であるのか、または、このような測定法では検出できないのか、いずれにしても疑問は残っている。
<研究実績4)>___ーLaS+CuS系化合物合成の試み
典型的な酸化物超伝導体YBa_2Cu_3O_<7-δ>や、La2-x┫D1┣D22-xBa┣D2x┫D2CuO┣D24┫D2の酸素原子を硫黄で置き換えようとした試みは現在のところ成功していない。そこで、酸素の存在しない条件のもとに、La┣D22┫D2CuS┣D24┫D2の合成を行い、それにホ-ルを注入してゆくことを目下試みている。

Report

(1 results)
  • 1990 Annual Research Report

URL: 

Published: 1990-04-01   Modified: 2016-04-21  

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