Project/Area Number |
02243212
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
土居 晴洋 広島大学, 文学部, 助手 (40197992)
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Project Period (FY) |
1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1990: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 中国地方 / 広島市 / 土地利用 / 土地利用規制 / デ-タベ-ス |
Research Abstract |
本課題の目的は第二次大戦後のわが国の経済成長にともなう都市地域の土地利用の変容について資料提供を行うことである。対象地域は中国地方の主要都市とし、これらの諸都市の都市圏全域について土地利用変化および土地利用規制地域指定(Zoning)に関するデ-タ収集てデ-タベ-ス化を行った。 本年度は試作的に広島都市圏とほぼ一致する2.5万分の1地形図22図幅の範囲についての土地利用デ-タ、および同時点の土地利用規制地域指定に関するデ-タの整備を行った。調査年は土地利用変化が的確に捉えられるように3時点(昭和20年代、40年代、60年代)を設定した。 土地利用デ-タについては、各年代で地形図の凡例に若干の相違があるので土地利用分類の調整を行ったのち、彩色作業によって土地利用図を作成し、単位地区で最も面積が大きい土地利用とそれ以外に存在する土地利用を全て記録した。なお、単位地区の大きさは2.5万分の1地形図を東西に30等分、南北に20等分したグリッドとした。このグリッドはおよそ東西0.3km、南北0.4kmにあたる。 また、土地利用規制地域指定に関するデ-タは各自治体での資料収集の後、各年代について地図化を行い、同様の作業によってデ-タベ-ス化を行った。なお、デ-タベ-ス化はパ-ソナルコンピュ-タでの分析、他の研究者とのデ-タ互換が可能となるよう、MSーDOS形式で行った。 以上の作業の結果、土地利用分類において各年代間の違いの調整など、方法的になお若干の検討の余地はあるが、戦後広島都市圏の土地利用変化を視覚的、数量的に分析することが可能となった。
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Report
(1 results)
Research Products
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