高次推論に基づくプログラム合成とソフトウェア発想モデルに関する研究
Project/Area Number |
02249204
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
豊田 順一 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00029456)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 孝 大阪産業大学, 工学部, 助手 (80180371)
馬場口 登 大阪大学, 工学部, 助手 (30156541)
溝口 理一郎 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (20116106)
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Project Period (FY) |
1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1990: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | 高次推論 / プログラム合成 / ライブラリ利用支援 / TMS / 類推 |
Research Abstract |
平成2年度は、高次推論に基づくプログラム合成に関する研究を主として行い、1)TMS(Truth Maintenance System)を導入したライブラリ利用支援システムの作成、2)既存の類似プログラムから新たなプログラムを作成するための修正支援システムの試作を行った。 1)ライブラリ-利用支援システムの作成 TMS(Truth Maintenance System)を応用した手法を提案し、ESP言語上のウィンドウ制御用ライブラリ利用における要求獲得を例題とし、ウィンドウ制御プログラム開発支援システムWINCS(WINdow Class Synthesizer)に組込み込んだ。 2)修正支援システムの試作 この研究は、類推を応用した、類似プログラムの再利用支援を目的としたものである。研究の内容は、まずPrologプログラムのリスト処理プログラムを調査し、多くのプログラムが類似構造を持っていることを示した。次に、類似構造を持つプログラム間において自然言語仕様の比較を行うと、自然言語仕様の間にも類似部分が存在し、プログラムの類似構造と仕様の類似部分に関連性があることを示した。さらに、この関連性に基づき、変形操作に対応する仕様の変化を規則化し、プログラム再利用のためのプログラム修正支援システムを作成した。 次年度以降の研究においては、プログラマの行っている類推過程をモデル化するための検討を行う予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)