ソフトウェア記述プロセスと内包的テンプレ-ト利用法の研究
Project/Area Number |
02249207
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Shibaura Institute of Technology |
Principal Investigator |
榎本 肇 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (60016227)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村尾 洋 芝浦工業大学, 工学部, 教授
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Project Period (FY) |
1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1990: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | ソフトウェア プロセス / ソフトウェア記述プロセス / ソフトウェアの段階的定義 / 内包的テンプレ-ト / ウィンド表記言語 / オブジェクト指向 / ウィンド間インタ-フェイス |
Research Abstract |
ソフトウェアプロセス全体を通じて統一的記述を行うことを意見し、そのために仕様と手続き設計のステップに着目して、ソフトウェア記述プロセスのモデル化を行って、言語パラダイムの研究を行い。文単位語単位で、内包的テンプレ-トを用意して、整合作用を行わせて、仕様と手続きの間のインタ-フェイスをとるような言語システムの研究を行うことを、この研究の目的として、次のような研究を行った。 1.ソフトウェア記述プロセスの研究 これまで行ってきた自然言語風記述を行うTellシステムの研究にもとずいて、具体的仕様をドキュメントから得る過程の研究を行った。その結果、(1)Elaboration(2)Design(3)Evolutionのようにソフトウェア記述プロセスを分解し、とくにDesignの過程で、キ-となる動詞とその付属属性デ-タを抽出し、それらの依存関係を分析する一方法を示した。 2.内包的テンプレ-トによるソフトウェアの段階的定義方法の研究 手続き設計に必要な記述には、作業用構造体を宣言し、そのインタ-フェイス化が重要であることを考え、これらを詳細化するために箇条書形式で記述された仕様を文単位の優先順位と、動詞を手続きとしてのアクションとして具体化するための制約条件とをミションとして記述を行う。そして仕様とミションの統合化を行うために内包的テンプレ-トを用いる方法を研究し、そのプロセッサ-の試作を行った。 3.画像描画システムのプロトタイピングの研究 具体的ソフトウェアプロダクトの例として、画像描画用言語WELLーPPPの研究を行った。それはすべてのオペレ-ションとデ-タをオブジェクトとして考え、ウインド表記を行い。ウインド間インタ-フェイスを標準均な要求一応答としてのプロトコルによって実現する方法である。 これらの研究によって、今後の研究の具体化の見通しを得た。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)