Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三杉 隆彦 富士通, 厚木研究所, 取締役
蒲生 健次 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (70029445)
石田 晶 NTT, LSI研, 部長
川辺 光央 筑波大学, 物質工学系, 教授 (80029446)
安藤 恒也 東京大学, 物性研究所, 助教授 (90011725)
|
Research Abstract |
重点領域研究「メゾスコピック領域における電子波干渉効果の基礎」は電子のドブロイ波長,平均自由行程,コヒ-レンス長などの種々の特性長と同程度またはそれ以下の寸法すなわちメゾスコピック領域における新しい物理学の開拓と重要な工学的応用につながるメゾスコピック領域における電子波干渉効果の解明と探索を行うもので,理学および工学の研究者を集めて組織された。この研究を効率よく進めるには,それぞれ異なる分野の研究者の密接な協力が必要である。このため,本研究は,専門の異なる研究分担者間の研究協力,情報の交換を円滑に進め,全体的な研究の調整を行なうものである。このため本年度は,1)重点領域研究「メゾスコピック領域における電子波の干渉効果の基礎」の研究例会を2回シンポジウムを2回企画,主催して本重点領域参加者相互の情報交換,研究連絡を促進した。2)2回本研究組織の会合を開き,研究組織全体の活動予定を決め,各研究グル-プの研究成果を進め,これを総合的に検討し,その結果を各研究班の研究方針に反映させ,研究の効率的な進展を図った。3)年度末に全員の参加を求めて成果報告会を開き,研究成果の批評,総括を行い,また今後の展開について検討を加えた。4)上記重点領域研究の研究計画書,研究会資料,研究成果報告書およびニュ-スレタ-を4回編集,印刷,配布した。5)研究例会,シンポジウム,成果報告会には,本研究分担者以外の参加も求め,また研究会資料,成果報告書は,本研究分担者以外にも広く配布して,成果の批評を求め,これを研究方針に反映させるように努めた。
|