「教科教育」に関する実証的・実践的研究および教育体制確立のための基礎的研究
Project/Area Number |
02351013
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Education on school subjects and activities
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Research Institution | Naruto University of Education |
Principal Investigator |
今堀 宏三 鳴門教育大学, 学長 (80029602)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田甫 桂三 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (80100973)
木村 捨雄 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (90000059)
野地 潤家 鳴門教育大学, 副学長 (60033528)
水越 敏行 大阪大学, 人間科学部, 教授 (20019409)
麻生 誠 大阪大学, 人間科学部, 教授 (00014689)
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Project Period (FY) |
1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1990: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 教科 / 教科教育 / 教育学 |
Research Abstract |
本研究は,従来個々になされてきた教科教育の研究をその延長として発展させるのではなく,教育学・教育心理学的分野から検討し,「教科教育」の実証的・実践的研究・教育体制を基本から再構築しようとして計画された。研究の遂行にあたっては鳴門教育大学に事務局を置き,鳴門教育大学で分担者の全体会議を2回,また国立教育会館で1回開催した。その他,鳴門教育大学を中心にして,研究分担者および学識経験者から意見聴取を行った。このような過程を通して,会議では,これまでの教大協や各教科教育学会等の知見を基に討論が行われ,その結果,教科教育学は社会の広範な分野から根本的にメスを入れ,科学としての教科教育学を確立する必要が痛感された。しかし当面の研究課題としては,教科教育学の研究はこれまで,各教科それぞれの内容や方法の研究が中心であったが,まず(1)教科や教科教育に関する問題の所在を明らかにするために実態・意識・聞き取り調査。(2)歴史的な教科の成立過程とその果たした役割。(3)アメリカにおける教科・教科教育の意識と役割の調査。(4)教科と教育・心理学との関連調査。(5)教科と学校知との関連調査。(6)これらの分析を通して問題の所在の解明とその解決方法。(7)それらの研究を現代的課題のなかで教科を科学的・学問的に再構築を試みると共にその体系化をはかるべきであるとされた。 上記の研究は平成3年度に報告書として刊行された。
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Report
(1 results)
Research Products
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