Project/Area Number |
02352003
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
核・宇宙線・素粒子
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
藤岡 學 東北大学, サイクロトン・ラジオアイソトープセンター, 教授 (70016111)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡野 事行 京都大学原子炉実験所, 教授 (20027402)
関根 俊明 日本原子力研究所, アイソトープ部, 副主任研究員
野村 亨 東京大学原子核研究所, 教授 (60087393)
石原 正泰 東京大学, 理学部, 教授 (40013396)
篠塚 勉 東北大学サイクロトロン, ラジオアイソトープセンター, 助手 (10134066)
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Project Period (FY) |
1990 – 1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1990: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 安定線から離れた / 短寿命核 / 不安定核 / オンライン質量分離 / レ-ザ-核分光 / エキゾチックな核の構造 / 質量分離装置とその応用国際会教 / 不安定核の測定 |
Research Abstract |
本研究は平成3年9月初めに仙台で開催予定の「質量分離装置とその応用技術に関する第12回国際会議」に対する準備として行なわれたものであり、本国際会議の中心テ-マに的をしぼり、行なわれたものである。 まずはじめに、本研究のための研究内容の詳細を定めると同時に、本国際会議の細織方針を審議するため、本研究の分担者の内から国際会議の組織委員を含む少数名(14名)より成る検討会を平成2年11月30日に仙台にて開催した。 上記に基づき、分担者各自において研究を進め、その成果を持ち寄つて、「安定線から遠く離れた短寿命不安定核の製造と研究」と題する研究会を平成3年3月18、1日に仙台にて開催した。研究会参加者数は約50名、30余の研究発表会が行なわれた。予算上の制約のため当初計画の70名の参加者数には達しなかったが、第1〜第4のプレナリ-セッションに恒って熱心な発表と討議が行なわれた。第1セッションでは不安定核の予想される諸性質につき、主として理論的な考察が行なわれた。第2セッションでは、安定線から遠く離れたエキゾチックな短寿命不安定核を製造するために不可欠な(広議の)「オンライン質量分離装置」の日本における現状が報告され、また日本における質量分離の初期の歴史も紹介された。第3セッションではオンライン質量分離に関係する測定装置について(レ-ザ-核分光ほか)について、また最後の第4セッションでは上記にもれた装置その他について報告・討論された。この研究会は装置の現状報告(将来計画も含む)、ポイントとなる核物理の現状と目標にも配慮したものであり、大変ユニ-クな試みであり、大きな成果が得られたものと思われる。以上のように、本番の国際会議に似た形式の研究会を行うことが出来、この分野に大きな刺激を与えたとともにここに国際会議に対する(研究面での)準備が完全にととのったと云える。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)