「地球大気環境高精度観測システム及び機器の開発研究」の重点領域研究化の企画調査
Project/Area Number |
02352012
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Space and upper atmospheric physics
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
福西 浩 東北大学, 理学部, 教授 (90099937)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡野 章一 東北大学, 理学部, 助教授 (10004483)
岩上 直幹 東京大学, 理学部, 助教授 (30143374)
近藤 豊 名古屋大学太陽地球環境研究所, 助教授 (20110752)
岩坂 泰信 名古屋大学太陽地球環境研究所, 教授 (20022709)
小川 利紘 東京大学, 理学部, 教授 (70011616)
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Project Period (FY) |
1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 1990: ¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
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Keywords | 地球大気 / リモ-トセンシング / 紫外分光 / 可視分光 / 赤外分光 / ライダ- / ミリ波・サブミリ波 / レ-ダ- |
Research Abstract |
現在緊急の課題となっている地球大気環境の観測を、対流圏から超高層大気に至るまで高精度で統一的に行なうための機器・システムの開発の企画調査を以下のように行なった。 1.まず、今後重点的に取り組むべき研究課題を、 (1)対流圏の力学と組成 (2)中層大気(成層圏、中間圏、下部熱圏)の力学と組成 (3)熱圏・電離圏の力学と組成 (4)太陽活動と大気応答 の分野にわけて綿密に検討した。 2.上記の検討結果にもとずき、今後開発すべき高精度観測センサ-を明らかにするために、(1)紫外分光、(2)可視分光、(3)赤外分光、(4)ミリ波・サブミリ波分光、(5)ライダ-、(6)レ-ダ-について、それぞれにサブグル-プをつくり調査・検討を行なった。 3.さらにこれらの新たに開発するセンサ-を用いた観測計画として衛星観測計画の立案を柱に、衛星観測計画と相補的関係にある航空機、ロケット観測計画の詳細な検討も行なった。またいろいろな手段で観測されたデ-タを総合的に利用するための大気観測ネットワ-クの構築や観測デ-タ処理のためのアルゴリズムの開発についても詳しい検討を行なった。 4.以上の検討作業の結果を「地球大気環境の現状と将来」と題する報告書にまとめ出版した。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)