Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1990: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Research Abstract |
昭和59年〜61年の3年間・特定研究(1)「超音波スペクトロスコピ-とその物質工学への応用」が実施されたが,その成果を生体音波物性や超音波生体組織診断学など,ライフサイエンスにつながる新しい研究分野の開拓へと発展させることをめざし,重点領域研究計画を具体化するために本研究を進めた。15名の研究分担者を分野別に6班に分けて,班毎に調査研究を行い,さらに分担研究者ら全員による計画研究分野と関連分野の調査報告会を行い,最後のまとめとして研究討論会(全体会議)を平成3年2月7に東京で行った。また,適宜,班長会議を行い平成4年度発足重点領域申請書の作成準備と作業を進め,その重点領域申請書を一式,3月1日に文部省へ提出した。 重点領域研究の計画の概要は,まず申請書領域名を「超音波バイオスペクトロスコピ-による生体組織の音波物性と生体組織診断に関する基礎的研究」と題して,3年計画として,また,研究組織は6つの班と総括班とで構成した。 以下に各班の研究題目名と班長名を列記する。 〔第1班〕「生体分子およびその集合体の超音波物性」(高木堅志郎・東大生研究教授),〔第2班〕「超音波顕微鏡による生体組織の定量計測と組織診断」(田中元直・東北大抗研究教授)〔第3班〕「生体組織中の超音波音場の計測法と超音波の生体作用」(井出正男・武蔵工大工教授),〔第4班〕「活動生体組織の超音波特性のinvivo計測法」(大槻茂雄・東工大精研究授),〔第5班〕「超音波による生体組織の変性と破壊の基礎研究」(渡辺泱・京都府立大医教授),〔第6班〕「筋肉及び生体組織の粘弾性の定量的計測」(中鉢憲賢・東北大工教授),及び〔総括班〕「超音波バイオスペクトロスコピ-に関する総合研究」(中鉢憲賢・本研究代表者)
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