Project/Area Number |
02353001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
物理化学一般
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
黒田 晴雄 東京大学, 理学部, 教授 (00011479)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩澤 康裕 東京大学, 理学部, 教授 (40018015)
朝倉 清高 東京大学, 理学部, 助手 (60175164)
宇田川 康夫 分子科学研究所, 分子構造研究系, 助教授 (00004458)
太田 俊明 広島大学, 理学部, 教授 (80011675)
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Project Period (FY) |
1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1990: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | EXAFS(広域X線吸収端微細構造) / XANES(X線吸収端構造) / XAFS(X線吸収微細構造) / XAFS分光法の標準化 |
Research Abstract |
EXAFS(広域X線構造微細構造)やXANES(X線吸収端構造)の応用が近年急速に拡大されているが、それにしたがって、EXAFSやXANESの測定方法の標準化、EXAFSデ-タの解析方法の確立、EXAFSやXANESに関する理論の検討、さらには、EXAFやXANESに関するデ-タベ-スの作成等の必要性が高まり、数年前から世界各国の関連分野の研究者の協力のもとに「XAFS国際ワ-クショップ」が開かれて、その報告がまとめられた。また、1992年にわが国で第7回XAFS国際会議を開催することになっており、そこでも上記の問題が会議の重要な課題になる。このような状況を踏まえて本研究課題では、国際ワ-クショップの報告を研究分担者に配布するとともに、各分担者が国際ワ-クショップの報告に取り上げられている個々の課題を分担して検討し、また、EXAFSならびにXANESの解析のためのプログラムに整備を推進した。それらの結果を持ち寄った国内ワ-クショップを1回開催し、分担して検討してきた内容の報告を求めるとともに、国際ワ-クショップの勧告に関する総合討論を行なった。また、現在、EXAFS解析プログラムがいくつか国内で作成されていろいろな研究グル-プによって利用されているが、それらのプログラムの妥当性と各研究グル-プが採用している解析手順の妥当性の相互比較を行なうために、国際ワ-クショップで作成された標準デ-タ等を各分担者に配布して、各分担者にその解析を求めた。以上のような活動の他に、第7回XAFS国際会議の企画・立案のための会議を数回開催し、同国際会議の開催に向けての準備活動を推進した。
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