Project/Area Number |
02353009
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
工業物理化学・複合材料
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
市川 勝 北海道大学触媒化学研究センター, 教授 (70176288)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
御園生 誠 東京大学, 工学部, 教授 (20011059)
中村 晃 大阪大学, 理学部, 教授 (80029404)
諸岡 良彦 東京工業大学資源化学研究所, 教授 (70016731)
干鯛 真信 東京大学, 工学部, 教授 (60011011)
岩沢 康裕 東京大学, 理学部, 教授 (40018015)
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Project Period (FY) |
1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
Fiscal Year 1990: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
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Keywords | 巧妙設計 / 反応場のミクロダイナミクス / 均一系、不均一系触媒作用 / 相関研究領域 / 触媒設計 / 精密合成 |
Research Abstract |
本研究は均一系・不均一系触媒作用にまたがる基本的な研究テ-マ 1)巧妙に設計された表面反応場のミクロダイナミクス 2)錯体分子反応場のミクロダイナミクス 3)細孔内反応場のミクロダイナミクス 4)高分子反応場のミクロダイナミクス等を当面の重要テ-マとして取り上げ21世紀を目指した均一系・不均一系触媒作用の接点的研究領域の開発推進のための総合的検討を行った。具体的には平成4年春に国内開催を予定している“第7回均一系・不均一系触媒国際会護"に向けて本研究領域の研究成果、情報の交換、企画調査の為の研究集会(平成3年2月23日)、2回の全体会議及び少人数の班員相互の個別打ち合わせ等を実施した。これにより国際会議の研究課題、運営企画方針について、意見調整を行った。とりわけ海外20ヶ国の著名な研究者にこの研究領域の将来、重要性に関する意識調査行いそれを下地に国内における研究活動と比較検討し、国際会議の討論課題に反影させた。本研究課題の調査研究(添付研究集会要旨集参照)の結果奨励される研究方向として (1)有機金属錯体とりわけ金属クラスタ-錯体を用いた触媒設計とこれによる触媒活性中心の分子レベルでの構築 (2)分子ヘテロポリ酸などによるバルク型反応場の動的特性 (3)粘土層間の修飾と高機能触媒反応場の開発 (4)ゼオライトなど細孔反応場の解明と化学合成への応用 (5)修飾結晶表面のミクロダイナミクスの解明と表面分子設計 (6)錯体分子反応場の制御と不斉反応場の創出及び有機合成への応用 (7)生体反応系のモデル錯体合成と高機能錯体反応場の開発 (8)高効率、高規制のオレフィン重合における高分子反応場のミクロダイナミクスの解明と展開 等が挙げられた。以上の諸点に関して日本国内の等一線の均一系と不均一系触媒研究者が本総合研究を橋渡しに交流し、企画調査し、討論を行うことができ大変有意義であった。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)