構造敏感な物性と反応場の構築のためのマイクロポ-ラスクリスタルの設計
Project/Area Number |
02353010
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
工業物理化学・複合材料
|
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
小野 嘉夫 東京工業大学, 工学部, 教授 (10016397)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山中 昭司 広島大学, 工学部, 助教授 (90081314)
八嶋 建明 東京工業大学, 理学部, 教授 (60016409)
島田 昌彦 東北大学, 工学部, 教授 (80029701)
菊地 英一 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90063734)
泉 有亮 名古屋大学, 工学部, 教授 (00115528)
|
Project Period (FY) |
1990
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
|
Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1990: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
|
Keywords | マイクロポ-ラスクリスタル / ゼオライト / 層状シリケ-ト / 触媒反応 / ホスト・ゲスト相互作用 |
Research Abstract |
本研究ではマイクロポ-ラスクリスタル(多孔質結晶)に関して次の4テ-マを重要課題として取り上げた。(1)マイクロポ-ラスクリスタル合成の新手法と細孔の精密制御、(2)細孔場における新しい物性と機能の発現(3)有機反応の場としてのマイクロポ-ラスクリスタル(4)細孔空間の特徴を生かした触媒設計。 上記の4つのテ-マに対応して、4つのグル-プをつくり、各グル-プごとに調査研究を行うこととした。各グル-プは平成元年度の総合研究(B)の成果をふまえて、さらに、各テ-マごとの問題点を整理し、今後の展望を明らかにするものとした。また、全体集会を開催して各分担者がマイクロポ-ラスクリスタルに関する最近の成果と研究逐行上の考え方について講演を行った。全体集会では、各分担テ-マごとの調査研究についての研究方針も話し合った。また、7名よりなる世話人会を随時開催し、各分科会の結果を整理するとともに、重点領域研究の方針について協議した。 研究成果として、研究成果報告書を作成し、各分担者の研究成果を揚載した。 上記成果をもとに、重点領域研究を申請することとし、内容について詳細な議論と孝察を行い.申請書を作成した。領域名を「多孔質結晶の化学」とし、主要研究項目として(A)多孔質結晶創製のための新手法(B)細孔場における新しい物性の発現(C)有機反応の場としての細孔空間の特性と制御(D)細孔空間の特徴を生かした触媒設計、の4項目を取りあげた。このほか、全体の運営と評価のために総括班をおくこととした。
|
Report
(1 results)
Research Products
(6 results)