Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内海 博司 京都大学放射線生物研究センター, 助教授 (20025646)
今村 貞夫 京都大学, 医学部, 教授 (30026869)
藤原 義定 神戸大学, 医学部, 教授 (70030848)
嶋 昭紘 東京大学, 理学部, 教授 (60011590)
池永 溝生 京都大学放射線生物研究センター, 教授 (70025378)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1990: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Research Abstract |
研究目的 光生物学とは、光の生物に対する作用,生物の光受容の機構,発光生物の特性,光の医学的役割などを研究する学問的分野である.1992年に第11回国際光生物学会議が日本で開催されることが決まり、日本におけるこの分野の代表者がその準備のために研究交流することが必要となった.本総合研究では,主に学術的見地から,光生物学の現状を展望し,どのような課題について,どのように会議でとりあげ、プログラムを偏成すべきかを検討したい. 研究経過と成果 全体会議を2回,幹事会を2回,公開シンポジウム(共同開催)を1回開いて次の諸点を検討した. 1、日本における光生物学の研究の現状を展望した. 2、世界における光生物学の研究のうち、日本での研究が遅れている分野を見落すことのないよう検討した。その結果,太陽光紫外線の植物および海洋プランクトンへの影響などがそれに当ることがわかった. 3、重点的に第11回国際光生物学会議でとりあげるべき主題として、光受容の分子機構、特に光形態形成,太陽光紫外線の人体影響とそのオゾン層による吸収の変化の意義、DNA損傷とその修復の機構などがあげられた. 4、国内,国外の主な研究者にアンケ-トを送り,意見を求めるとともに参加を呼びかけた. 5、日本学術会議との共催が内定したので,関連する申請内容などについて検討した. 6、1991年に準備義員会を正式に発足させるための人選と交渉を行った.
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