Project/Area Number |
02454172
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
寄生虫学(含医用動物学)
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Research Institution | 国立予防衛生研究所 (1991-1992) Okayama University (1990) |
Principal Investigator |
石井 明 国立予防衛生研究所, 寄生動物部, 部長 (40012752)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 桂子 国立予防衛生研究所, 寄生物動部, 研究員
太田 伸生 岡山大学, 医学部, 助教授 (10143611)
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Project Period (FY) |
1990 – 1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥6,200,000 (Direct Cost: ¥6,200,000)
Fiscal Year 1992: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1991: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1990: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | ヒョウヒダニ / アレルギー / アレルゲン / 抗原 / 細胞免疫 / T細胞 / T細胞クローン / ペプチド抗原 / Tー細胞 / ELISA / サイトカイン |
Research Abstract |
ヤケヒョウヒダニ(Dp)の主要アレルゲンDer pII分子中のヒトヘルパーT細胞の反応標的となるエピトープペプチドを検討した。Der-pIIに特異的なCD4^+T細胞クローンをDpに対するRAST陽性の鼻アレルギー患者末梢血より樹立した。Der-pIIのアミノ酸一次配列から推定されるT細胞認識部位3カ所について、15merのペプチドとして3種類合成し、それに対するT細胞クローンの増殖性応答を調べた。その結果、33K-47Tおよび58I-73Cの2つのペプチドがDp特異的ヘルパーT細胞の反応を誘導することが判明した。ある特定の患者に着目した場合、Der pII反応性T細胞クローンは33K-47Tペプチドに応答するものと他の未知のペプチドに反応するものとに分けられ、その各々はHLA-DR拘束性の反応を示した。 33K-47TペプチドのTエピトープをより詳細に解析するために、N末側から5アミノ酸ずつシフトさせたオーバーラップ合成ペプチドを作成して検討したところ、33K-43Aがエピトープ活性を担っていることが判明した。このエピトープはHLA-DRB^*1502に拘束されていた。一方、同一患者に由来するDer pIIの未知のペプチドに対するT細胞クローンの反応はHLA-DRB^*0406に拘束性を示した。それぞれ異なったHLA-DRのDNA型に拘束性の患者T細胞クローンは著名なIL-4産生を示す一方でIFN-γ産生は低値であることからこれらはいずれもIgE産生を促進するTh 2型のヘルパーT細胞であった。DRB^*1502、DRB^*0406は共に日本人集団に特異的な且つ頻度の高いHLAアロタイプであるので、日本人のヒョウヒダニアレルギーの発症に際して、その病因論的意義の大きいことが考えられた。
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Report
(3 results)
Research Products
(18 results)